転生者のお仕事。
俺は30代のくたびれたサラリーマンだ。
ブラック企業勤務の為朝7時に会社に出勤し23時まで残業をした後、コンビニでビールをしこたま購入。
そして終電間際の列車のボックスシートで酒を飲んでいたら・・・・・寝ていた様で・・
気づくと列車の終点じゃなく「人生の終点」に行っちゃった訳だ。
いやあ、まさか寝た時に心臓も止まってたなんてね・・・は・・はは・・
・・・ああ、PCのSDDの中のロリ漫画やヤバ目系の動画どうしよう・・・・
仕事残ってたけど誰か引き継いでくれるのかな・・・・
そんな事を考えていたら周囲が全てが真っ白な謎の空間の中に自分がいます。
そこには志村さんに似た神様がおられました・・・・
志村神「あ?おめー死んじゃってるけど・・・転生すんのか?」「ひょっとして貴方が神様ですか?」
「そうです!私が神様です!」
・・・懐かしいな・・・・w
きっと雷様はまだ現生にいるな・・・うん・・・
「おめーをこれから違う世界へ転生させっから、あとはてけとーに頑張れや!・・アイーヌ!!」
「あ、神様・・私にチートはくれな・・・・・」
スビシャー!!
・・・・ここは何処だ?どうも封建時代のヨーロッパの様な所だ、
そしてアイテムも自分のスキルも分からない普通の世界だった。そして、身なりはかなりボロい・・
「お・・・・お前は誰だ!なんか怪しい奴だ!」
農具を構えて警戒している第一村人発見です。
「いえ、私は怪しい物ではありません、日本って国から来た・・」「うるせえ、ちょっとこい!」
豊かで文化的な国ならともかく世の中知らない人にやさしくする文化なんてこんな時代にはは存在しません。
奴隷制度がまだある様な時期の文明っぽいですから・・・・
下手すれば殺すか殺されるかの世界です・・・・
なので教会に連れていかれ知識層である神父に色々尋問をされます。
そして・・・・
「お前は異教徒だな?それなら死か奴隷か放逐のどれかを選べ・・・」
・・放逐されても狼や追剥がいる時代の中世でしょう。そして武器も何もありません、食べる物でさえ・・・
「・・・奴隷を選びます・・・・」
きっと転生してこういうシチュエーションなら奴隷を選ぶでしょうからね・・・
そして、転生者は村の共有物としての奴隷となり一生暮らしました。
多少の知識があったのでそれなりには大事にはされた様ですが・・・・
結局前世で社畜と言う奴隷だった彼は現世では真の奴隷に転生したのでした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
転生してさほど努力しないで運だけで魔王を討伐して英雄になった・・・・
そんな話はある訳ないのです。
めでたし、めでたし、




