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第二十一話

本日もよろしくお願いします。

少し長めです。




「さて、それじゃあ部屋割りでも決めていくか?」



 魔王コージュたちが屋敷を完成させた日の夜のこと。

 温泉で一日の汗を流し、サッパリしてから屋敷に入った仲間たちは、早速大広間の一角を利用して食事を摂ることにした。


 元々は大勢で使用する目的で作られた空間のため、たった二十人弱で使うにはあまりに広すぎて落ち着かない感はあるが、完成祝いも兼ねてということで今日だけはスペースの贅沢な無駄遣いも許されるだろう。


 その席で、魔王コージュが何気無く言ったそんな一言が、皆の間にちょっとした論争を巻き起こすことに。


「ウチ、コージュ様と一緒の部屋でいいよー?」

「……ボクも」

「あッ!? ズルい、私も!」


「まあ待て。その流れだと、またセピアまで来てしまうだろ? 慕ってくれるのは嬉しいが、個々の部屋割りは部屋割りとして決めてしまわねば」


「あらあら~? あたしを~ご指名ですか~? 魔王様のエッチ~」


「別に必ずしも自分の部屋で寝ないといけないわけではない。その辺は自由にやってくれ」


 セピアの揶揄いを華麗にスルーすると、魔王コージュはそのように告げる。

 このあまりに広すぎる屋敷では、もっと人口密度が増えるまでは皆が寂しくて当然であり、彼も最初から別々にするつもりは無く、()()()()纏まって寝るのもOKにする考えでいた。


「では、希望する場所がある者は? 大体の見取り図は用意しておいたから、指差してくれれば俺が名前を書くぞ?」


 そう言って魔王が出した紙の図面には、一階、二階、三階の個室の配置が描かれていた。

 各階ともメイン通路を挟んで両側に、多くの個室がズラリと並んでいる。


「……コージュ様? この紙は……?」


「うん? これは闇の国に行った時に、普通に店で買った物だ。とは言ってもこれもコピーで、それ自体は別の場所にあるがな」


「……コージュ様、他の国のお金なんて持ってたんですか?」


「ああ、それなら各国で宝石を売って換金しておいたぞ。正確にはレアメタルだがな」


「……いつの間に?」


 そんなツッコミで話が中断したものの、魔王コージュは改めて見取り図の見方を皆に説明し始める。


 なお、彼にかかればレアメタルなどいくらでも採掘し放題で、その気になれば()()()にも錬成可能であった。

 稀少な金属や物質も彼にかかればいくらでも増やし放題なので、こと金の心配とは無縁である。増やし過ぎても値崩れなど問題が発生するため、考え無しにはやらないが。


「つーか、何処にするって言われても……」

「広すぎて、僕たち全く選べません。コージュ様、最初にどこにするか決めてくださいよ?」


「む? 俺か? そうだな……一階は大型種族用に取っておくとして、ならば皆は三階までだと移動が億劫だろうから、俺は三階の手前から十……いや、九番目辺りでももらおうか」


 そう言って、自分の名前を書き込む魔王コージュ。

 すると途端に皆の目の輝きが変わり、決めかねていたさっきまでとは一変して前のめりで我先にと、彼の近くの部屋を指差し始める。


「僕、そこ!」

「私、こっち!」

「あたしも~」

「ボクも」


 すると、魔王の部屋の隣に希望が集中し、子どもたち皆が火花を散らして睨み合いを始めてしまう。


「……皆さ~ん? そこは譲っていただかないと、ボク……呪っちゃうよ~?」


「へへ~んだ! ベル君にそんな力が無いのはお見通しだもんね! 自分でも言ってたし!」

「私だって最初からコージュ様と一緒だったんだもん! 部屋はやっぱり隣がいい!」

「あたしも~」


「おい、お前たち……」


「なら、ここは年長者に譲るということで、我が……」

「いやいや、ルシア姉さん? ここは腕っぷしの強さで決めてみたらどうだ? それだとアタイで決まっちまうけどね」

「おっと、そういう話なら勝負だモーラ! オレも負けねーぞ!」


「お、落ち着け! 俺を好いてくれるのは大変ありがたいのだが、それで喧嘩したら元も子もないだろう?」


 今ではベルも、すっかり皆の輪の中の一員となっている。

 そのことは嬉しく思いつつも、魔王はいつになくヒートアップする子どもたちに待ったをかけた。


「なら、コージュ様が選んでくださいよ。誰を隣にしますか?」


「え!? 俺!?」


「そうです。それが一番分かりやすいでしょ?」


 そう問われ、彼は少し困った顔をする。

 何故なら、自分が選ぶというのが皆に一番遺恨を残しかねないと思ったからだ。


 だが、そこを決めてしまわないことには話が先に進まない。

 ならばと彼なりに考え、一つの結論を出す。


「……では、俺が手前から九番目の部屋。十番がベルで、八番は無し……で、どうだ?」


「「「えーーッ!?」」」


「うひゅひゅひゅひゅ!! 最高ですコージュ様! その愛、確かに伝わりました! ボク()愛しておりますとも!」


 その決定には、皆が不満しか抱かなかった。

 当然、ベル以外からはブーイングの嵐である。


 それもそのはず、まるでベルだけを特別扱いしたような配置でしかなく、それで納得する者などいるわけが無いと、彼にもすぐに分かりそうなもの。

 だが、魔王は皆を制止して言葉を続けた。


「待て、聞いてくれ。これには理由があるのだ」


「……理由?」


「俺の部屋は客というか……訪問者が多くなると予想されるであろう?」


 その訪問者という言葉には、外界からの来訪者という意味よりもむしろ、仲間たちが寄り付くという意味合いが強く籠められていた。

 それが意味するところが自分たちなのだと察し、騒いでいた皆もやや静まって話に耳を傾ける。


「……それは、まあ……」

「当然よねぇ」


「だから、隣室が一つだけの一番玄関側がいいか……とも思ったのだが、それでは色々と問題がありそうでな? 例えばパッと思いつくだけでも、飛行していた誰かさんが玄関側の壁にぶつかって騒がしかったりしそうじゃないか?」


 その言葉で、全員の視線がアリアに向けられる。

 当の本人はキョトンとしているが、それはつまり無自覚でやりかねないということの表れにもなっていた。


「それに、階段を上った最初の部屋に来客が多いと、通行の邪魔にもなりかねん。であれば程々の位置で、申し訳無いが両隣と階下の部屋を空室にさせてもらえばいいと思ったのだよ。だから自分が九番目、それで八番目が空室。ちなみにそういう理由だから、真下である二階の九番目も空室にする予定だ」


 だが、その説明ではまだ不完全であった。

 一番問題だったのは、彼がベルだけを特別扱いしたところにあったのだから。


「……それならベル君は?」


「いい質問だ、タマ。今話した通りにいけば十番目も空室、それで誰かを七番目や十一番目とかに……と思ったんだがな?」


 そこで少し言い淀んだ魔王に、皆が首を傾げて注目する。

 すると彼は呆れた顔で、こう言い放った。


「なんかベルの場合は……気付いたらいつの間にか、勝手に十番の空室に潜んでいそうじゃないか?」


「「「……」」」


 その魔王の説明には、皆が心の中で強く納得せざるを得なかった。

 なんなら姿を見かけない時は、常に十番の部屋で壁に張り付き、熱い吐息を漏らして聞き耳を立てているベルの姿が容易に浮かんだほどである。


 そしてたぶん彼は、断られても魔王の部屋への侵入を虎視眈々と狙い続けることだろう。ならばいっそのこと、初めから隣室&招き入れ許可を与えてしまえばいいわけで。

 そんな魔王の英断は十番の部屋を常に空室にするのと変わらない結果を齎すことに、皆もなんとなく気付き始めていた。


「まあそういうわけだから、諦めの意味もあってベルが十番だ。俺の部屋の隣が騒がしくて嫌なら、ベルももちろん変えても……」


「絶対に変えません! 隣室が駄目なら、いっそコージュ様の部屋の天井裏に!」


「……そういうことだから、あとは皆で好きに決めてくれ。喧嘩しないようにな」


「「「……はーい」」」


 ベルの狂気と執念を目の当たりにして毒気を抜かれたのか、そこからはほとんど言い争いも無く平和に図面が埋まって行った。



 その後、魔王の思い付きで部屋番号が振られることとなり、玄関から向かって左手側の並びを01号室から、右手側の並びを51号室からで数え始めることが決められた。

 さらにそれぞれの階数を頭に付け、例えば一階右手側の最初の部屋は151号室、魔王コージュの部屋ならば309号室といったように。


 まるで前世のホテルのような様式で、そもそも片側五十室もあるわけではないのだが、そこは増築する可能性も視野に入れての安易なアイディアではあった。

 それでも分かやすさと呼びやすさは子どもたちにもウケたようで、それは皆に賛成を得られる結果へと繋がった。


 ちなみにだが、日本ではないという理由から、魔王も四と九を飛ばす方式は混乱防止のためにも取り入れなかったようである。



 結局、三階の九番目の部屋――――309号室を起点としてベルが310号室に。タマが311号室、シュラとモーラは二人で312号室に。

 308号室を空けて、307号室がユイとシトラに、306号室がセピアに、305号室がルシアに決まる。


「これだけ広いのだから、わざわざ相部屋でなくともいいのだぞ? 個室を取って互いの部屋に遊びに行ってはどうだ?」


「私とシトラは気が合うからいいのよ。シトラにもお願いされたし、私もそっちの方が安心できるし嬉しいの」

「……エヘヘ♪」


「そういうことなら、まあいいが……」


「オレとモーラは昔からずっと一緒だったからな。この方がシックリくるぜ」

「アタイも同じ意見だ。細かいことは気にしねーでくれ、魔王様」


 そうは言うものの、ユイとシトラはともかく、シュラとモーラは男女での同室である。

 仲のいい兄弟姉妹のようなものと思えばいいのだろうが、魔王も少し戸惑わずにはいられなかった。


「……まあ、問題があれば、もう少し成長してから別室に分けてもいいか。とりあえずはそれでいいことにしよう」


 そして意外だったのは、マーチが二階の201号室、キィに至っては魔王たちのいる側とは反対の一階、153号室を希望したことだった。

 さらに兎人族の子どもたちもそちら側を希望し、キィの隣室の154号室に女の子二人が、そして男の子二人が155号室に決定する。


「それで……キィとマーチ、それに兎人族のお前たちは、どうしてそこを?」


「キィは、ケンタウロス族だから。階段上るの苦手だし、大きくなったら体重も相当増えると思うの」


「なるほど。それも見越して一階なのか」


「僕たちはキィちゃんが寂しくないように」

「四人で別にどこでもいいよねって話してて、それならキィちゃん一人だと寂しそうだし、じゃあそっちにしよっかってなって」

「み、みんな、キィのために……? あ……ありがとう! キィ、嬉しい!」


 そんな美しい友情の芽生えを微笑ましく見ていた魔王だったが、残るマーチのことが気になりそちらに視線を移すと、ちょうど彼女と目が合う。


「……アタシは逆に、みんなとは離れた部屋がよかったのです。みんなのことが嫌いとかそういうんじゃなくて、その……種族的に?」


「ああ、そういうことか。マーチはネコだものな。皆に気を遣ってくれたわけか?」


「大体その通りですが、別に気を遣って距離を置いてるわけではないです。もし寂しくなったら、こっちから誰かの部屋にでも泊まりに行くかもです。だからアタシのことはあまり気にしなくていいです」


 気にならない者は気にならないが、兎人族の四人や鳥人に類するアリアなどは、種族的にネコ系の獣人が苦手な場合が多いのだ。

 彼女たち個人はそれこそ気にならない様子でマーチとも触れ合っていたようだが、何かのきっかけで本能的な苦手意識が生まれないとも限らない。マーチの配慮は、そこまで先読みしてのことでもあった。


「大丈夫。むしろマーチちゃんの部屋にもこっちから遊びに行くし、普段は外で一緒だから寂しい思いなんてさせないよ」


「……ありがとです、ユイさん」


「俺もいつでも大歓迎だ。暇なら遠慮せず遊びに来いよ」


「……そうさせてもらうです、コージュ様」


 優しい気遣いを見せるマーチに、魔王コージュをはじめとした仲間たちも思いやりをもって言葉をかける。

 その温かい雰囲気は、築かれたばかりの関係性にもまた新たな絆を刻んでいるようであった。


「あら~? あたしを誘っておいて~、今度は~マーチちゃんにも~モーションですか~?」


「……で、アリアは本当に301号室でいいのか?」


「も~、無視しないでください~」


 ちょっかいをかけるセピアをまたもスルーし、話題はアリアの方へと移る。

 飛んでいる時と温泉の時以外は、いつも魔王や仲間の誰かと一緒のアリアだったが、部屋割りは何故か皆と離れた位置だったのだ。


 不思議に思う魔王と他の面々に、アリアも首を傾げて答える。


「なんで? ウチはどこでもいいよ?」


「そ、そうか? お前がそれでよければ、別にいいんだが……」


 彼女の不可解な反応に、魔王までもが困惑することとなった。

 どう考えても皆と離れて寂しそうだというのに、アリア自身はそれを歯牙にもかけていないのだから。


 だが本人をあまり事細かに問い詰めるのもおかしな話だし、彼もひとまずそれで様子を見ることにする。


「では、これで全員決まりだな。各自、一旦自分の部屋に向かってみるか?」


「「「りょうかーい!」」」


 そのまま食事も終わり、一時解散となって皆がそれぞれの部屋へと向かって歩き出す。

 そのうちの半数以上は三階であるため、団体での移動にはなっていたが。


「よし、それじゃあな。何か用があれば、俺の部屋でも他の者の部屋でも気軽に訪ねるのだぞ? さっき教えた“ノック”だけは絶対忘れないようにな」


「「「はーい」」」


 そうしてバラバラに各部屋へ向かう……のだが、何故か彼の背後にはベルとセピア、それにアリアがくっ付いていた。


「……お前たち?」


「はい、何かご用ですか?」

「あたし~、さっきご指名されたので~」

「ピィ?」


「いいから、お前たちも一度自室に行ってこい。そっちを検めてから来ればいいだろ?」


「ピィ!」

「ちぇ~っ」

「すぐに向かいます! それはもう、音速をも超えて!」


「……ハァ」


 早速騒がしくなりそうな予感に、彼も嬉しさ半面、気疲れ半面と言った面持ちで溜め息を吐くのであった。


 そしてその予感は、その後すぐに当たることになる。


「ピィ♪」

「申し訳ございません、コージュ様。だいぶ遅くなってしまいました」


「……いや、俺はまだ部屋のドアを開けたばかりなのだが」


 魔王コージュが部屋に一歩足を踏み入れようとした段階で、すでにベルとアリアが彼の下を訪れる。

 そして、彼は自分の部屋を落ち着いて見る暇も無いまま、早速初の来客を招き入れることに。


「ここが、ボクたちの愛の巣……」

「わーい! ウチ、この部屋気に入ったー!」


「ベルは予想通りだが……アリア? お前、まさか……」


「ピィ?」


「まさか、ずっとこの部屋にいるつもりか? 自分の部屋があるだろう? そっちで寝ないのか?」


「え? それはそれ、これはこれでしょ? 寝る時は今まで通り一緒に決まってるでしょ?」


「き、決まってましたか。そうですか……」


 ここに来て、彼女が部屋の位置に拘らなかった謎が解ける。

 どこであろうとも彼女には関係無かったのだ。何故なら、何処を選んだとしてもこうなることが決まっているのだから。


「……アリアちゃん、君とはとても仲良くできそうな気がするよ。これからもよろしく」


「え? ベルってば今さら。ウチとベルはとっくに仲良しでしょ? 最初は避けててゴメンだけど、ウチのことも気軽にアリアって呼んで?」


「何の意気投合なんだ? いや、別にいてもいいのだが……」


 そんな時、閉めたばかりだった部屋のドアに誰かがノックする音が聞こえた。

 また誰か来たのか……と、魔王は気を休める暇も無くドアを開ける。


「はー……い?」


「お待たせー! コージュ様、来ったよー!」

「お、お邪魔します……」

「あらあら~? 先客ですか~?」

「流石だね、ベル君。アリアちゃんも先に来てたんだ?」


「……ユイ、シトラ、セピア、タマ? それに……マーチ、ルシアまで……」


 部屋の前を埋め尽くす勢いで集まった仲間たちの姿に、魔王も少し引き攣る。

 皆の来訪を想定はしていなかったわけでは無いが、ここまで間髪入れずにというのは流石に予想外だったのだ。


「おー! ちっと遅れちまったかー?」

「あんたがボヤボヤしてっからだろ、シュラ」


「ヘェ、ヘェ……やっと上り切った……」

「お疲れ様、キィちゃん」

「頑張ったねー。それじゃあコージュ様の部屋でゆっくり休ませてもらおうね?」


「……シュラ、モーラ? それに、キィ、スサ、ネモ、メレイ、フィラ……」


 つまりは、全員集合であった。

 示し合わせたわけでもないというのに、どういうわけか皆が同じ考えの下で行動していたようである。


 一階での解散だったため、一階住まいのキィたち五人は部屋を検めてすぐに来たのだろう。

 そして、マーチも同じく。というか、全員が同じく。


 結果として、魔王コージュの部屋は彼が検める間も無く、再び大広間と全く変わらない全員集合の様相へと変わっていた。


「いやぁ、だって……自室とは言っても、まだ何の私物も無いし? それにみんなで作る時に何度も見たから、それこそ今さらじゃない? 全室ほぼ同じ作りなんだから」


 皆を代表するようにユイが呟いた言葉を聞き、彼は溜め息を吐きながらも部屋の中にあった()()に視線を向けた。

 するとその動きに誘導されるようにそちらを向いた皆の興味は、その意図するところに気付いてすぐに歓声へと変わる。


「……念のため、用意しておいてよかったなあ」


「わーい! おっきいベッドー!!」

「すごーい! 今まで見たことない大きさー!」


「あらあら~? もしかして……ウフフ~♪ 魔王様、やっぱりエッチぃ~♪」

「……なんだかすみません。僕たちのことまで考えてもらってたみたいで……」


「いや、寂しいよりはいいだろう。なんだかんだ言って、俺も内心嬉しい部分もあるからな」


 そこにあったのは、一般的なキングサイズよりもさらに大きい特注サイズのベッドだった。


 タマの言う通り、こうなる可能性を見越して一応用意していたものだったのだが、それは早速役に立ったようで。

 そんな特大のベッドで、彼ら彼女らは昨日までと同じく年齢も性別も関係無しに。だが昨日までよりも温かさに包まれながら、皆で眠りに就くのであった。




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