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3日目
3日目
映画を観に行った。
帰りに、半券でテイクアウトのポップコーンを買えるとのことだったので、買った。
キャラメルと塩。
持ってみると、結構ずっしりとしている。
家に帰って食べた。
うまい!!!
映画中に食べた時より、うまく感じる!!!
うま……うま……と言いながら、キャラメルと塩を交互に貪り食べる。
甘い、しょっぱいのゾーンに入った、かにえRを止められる者はいない。
しかし、ポップコーンが半分もなくならないうちに、胃がもたれ始めた。
今日中に召し上がりください、って書いてあるのに……!
だが、その時点で、もう聞こえたのだ。
「私、もう二度とポップコーンは食べませんから」
と怒る、胃袋の声が。
いや、大丈夫だ。
袋をしっかり閉じれば。
袋をしっかり閉じた。
これで、明日も食べられる。
そう信じて、眠りについた。
そして翌朝。
朝ごはんに、ポップコーンを食べる。
ポップコーンは、湿気っていた。
食感が、カリとかサクではない。
うぬ、とか、どぅぬ、とか、そんな感じだ。
ポップコーンではない。
ホッフホーンだ。
ポップコーンは、当日中に食べるべきだ。
そんなことを思いながら、ホッフホーンになったポップコーンを、どぅぬ、と食べた。




