私の宴心ゆくまで
ハフウはイスをテーブルを己が戦技<城砦>から・・
呼び出し所定の場所に配置する。
テ-ブルクロスを・・花瓶を・・花を・・部屋を飾りつけ・・
其の光景はまるで無から有を創りだす様に・・・
荒れ果て居た屋敷は華やかに彩られ準備は整う。
廃棄された街の一番大きな屋敷にて
ハフウは戦勝祈願の宴の開催を宣言する!
「我らを見守る護神様方に日々の感謝を!戦勝祈願を!」
屋敷内は魔法により光に溢れ・・・
テーブルには料理の所狭しと溢れるように・・
笑い声や踊りや歌と活気に溢れる。
シンはライの見事すぎる食べっぷりに驚き!
次々と空の食器を積み重ねそして・・・
次いでハフウの実力に・・・
ライが凄まじいスピ-ドで作る空いた場所に料理が現れ・・・
空の食器は消えてゆく!!
シンはタイミングを計りサッと
「ハフウ殿これをお納めを」
炭酸水をハフウは受け取り微笑む
「ありがとうシン殿。丁度欲しいと」
豪快に一気に飲み干すただそれだけだが目が離せない。
今の彼女は妖艶に危険な魅力に満ち溢れ静かに咲き誇る。
「では。シン殿私の宴心ゆくまでお楽しみ下さい」
優雅に歩き通りすぎて消えて行く・・・
シンはこの素晴らしい一時を出会いを心に刻み込み笑う。
素晴らしき宴は皆の心に刻まれ・・・
ハフウは静かに円滑に皆の信頼を勝ち取る・・・
宴は終わり静寂に支配された屋敷の一室で・・・
二人は抱き合う日が昇る迄と決め・・・
日が昇り二人は笑いあい
「ハフウ殿御武運を」
シンに迷いは無い彼女は強く支える仲間達も
「シン殿も御武運を」
シンは頷き迷い無く向かう役目を果たす為