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6.四階 〜レベルアップと命の誓い〜

「──!!」


がばっと寝袋ごと身を起こしたナイラは

テントの中にいた


心臓が痛い

胸に手を当てて痛みが引くのを待った


じっとりと寝汗をかいている


「あ……夢か……」


予知夢だ


大きく息をついて

彼女は手で額の汗を拭った

その手が震えている

もう一度深呼吸して気持ちを整える


良かったあれは夢

まだ自分は死んでない

生きてる──

それだけで充分だ


無言で寝袋から出て

湯を沸かす

その湯でおしぼりを作って全身を拭いた

下着からすべて着替えて

最後に枕元に畳んであった

治癒術師の上衣を着込む


夢の中であんなに血まみれだった服が

夢越しに見れば濡れている原因は汗だけ

いつものことだが不思議な感覚だった


精神的に疲労困憊なナイラは

懐中時計を確認して腹に入れる物を決めた

もうすぐ十時だ

午前のおやつには干し肉などを食べ

午後はお菓子を食べることにしている


燻製にした肉の欠片は食べ過ぎると肌が荒れるので

食べるのは一回につき二切れほどだ

口に近付けると早くも燻製のよい香りが漂う

始めは少々かたいのだが口の中で唾液を吸って

徐々に食べ頃の柔らかさになる

それをようよう飲み込んでから

彼女はテントを出て伸びをした


予知夢の効力は一回しか持たないため

一旦テントを畳んで背負う

他の地点でテントを張れば

また夢を見れるようになる


その時ふと目に入った計測管の表示に

驚いて彼女の動きが止まった


いつの間にか数が四になって

管の五分の四が白く染まっていたのだ

昨日中央広場へ行く前に確認した時は

確かレベルが三で

経験値は管の真ん中くらいまで貯まっていた


スフィンクスに負けた夢を一度見ただけだ


それでもこれほどの経験値が得られるのか


ナイラは慌てて

治癒術師の魔法が網羅されている巻物を

手に取って広げた


基本は黒い筆文字で著されるのだが

新しく使えるようになったものだけ

金文字で(したた)められる


そこには

四階での探索の成否を分ける呪文

状態異常解除(ディスペル)

きらきらと光って表示されていた


 * * *


果たしてモンスターたちには

ナイラがどんな魔法を使えるのか

見分けがつくのだろうか


レベルが四に上がってからというもの

半身麻痺や帯毒

目くらましなどの

状態異常にかかったモンスターが

次から次へとナイラのもとを訪れた


彼女は覚えたての魔法なので

これで熟練度を上げられると

ほくほくしながら彼らの求めに応じていた


お礼に置いていかれるものも

今のナイラにとってはありがたいものばかりだ

コインよりも薬の原料になるものが多い


使うことが多い毒消しや痺れ止め

もう少し数がそろったら

石化予防の薬も作れるようになる


敵対モンスターへの警戒は怠らないながらも

治療依頼にくるモンスターに会うのを

楽しみにしながら探索を続けていた


その途中で

こりずに二度ほどスフィンクスに挑戦もしたが

こちらは相変わらず勝てない


ただ一撃で死ぬことはなくなり

逃げるコツを覚えた

もうあれから不吉な予知夢は見ていない


そろそろ一度地上に戻りたくなってきた

広場にある一階への移送機構を使いたくて

粘っていたが諦めるべきだろうか?


帯毒したコカトリスの治療をしながら

ぼんやりと考えごとをしていたナイラだ


今回お礼にともらったのは

石化を治す薬草

──これで欲しかった予防薬が作れる


ナイラはコカトリスの頭を撫でて

礼を言った


コカトリスは満足げに頭を上下させながら

どこかへと歩み去っていった


地道に集めていた薬草は

名前をヘンルーダという

石化を治すその薬草を煎じて

全身に振りかけておくと

石化を使うモンスターに睨み付けられても

固まらずに済むのだった


その薬草水を作っている時に

ふらりと現れたのが彼だった


「どうも嫌な匂いがすると思ったらお前か」


「あれ

 そんなに変な匂いでしたか? これ

 みかんに似てて私は割と好きですけど」


彼女はまず違和感を感じて小首を傾げた


確か以前は『貴様』と呼ばれていた気がしたからだ


けれど些細なこととして特に問うことはしなかった


「滅多に使わないが

 俺にも石化の能力が宿っているからな

 涙で視界がぼやける

 これでは石化鳥は嫌がって近寄らないだろう」


「すみません

 あとちょっとで煮上がりますから

 もう少しだけ待ってください

 スプレー容器に入れてしまえば

 後は湯気も出ないし大丈夫と思いますよ」


「いや

 特段

 用事があったわけでもないんだ

 ただひとつ聞きたくてな」


「私に?」


出来上がったばかりの薬草水を

こして容器に入れる


その手を止めて見上げた青年は

目元を押さえながら彼女へ言葉を向けた


「先日の約束通り礼をしたいんだが

 欲しい物はあるか?

 この迷宮にある物なら何でも良いぞ」


「はあ

 このダンジョンに……って

 何でも!?

 本当に!?」


立ったままこちらを見おろしていた青年と

距離を縮めるために立ち上がったナイラは

薬草の成分がたっぷり含まれた両手で

彼の服の胸元をつかんだ


現金なことに目がらんらんと輝いている


いやいや、お前な……

と顔をしかめる青年の様子も気に留めず

ずいずいと詰め寄っていく


「私スフィンクスのブレスレットが欲しいです!

 四階から五階へ行くための道具!」


「ハーリスの?

 お前

 交渉に失敗したのか

 それで俺を頼るようじゃ情けないぞ治癒術師」


いよいよ本気で涙目になった青年は

ぐすぐすと鼻を鳴らしながら彼女を押しやって言う


彼女は左手で拳を握って

開いた右手を自身の鼻先に構えて

ぱたぱたと振った


「交渉も何もあったもんじゃないですよ

 広間に行ったら急に襲いかかってきて

 あいさつさえさせてもらえなかったんですから」


思い出すだけでイライラするらしい

普段は垂れ気味な彼女の目尻は

すっかり吊り上がっている


「本来なら人語を解するモンスターのはずなのに

 何言っても『ガァガァグルグル』って

 話にならなかったです」


「そうか……いやおかしいな……

 あいつ

 いつもは物静かな知性派なんだが

 どうやら何者かに戦闘狂の呪いをかけられてるようだ」


「そうなんですか?」


「ああ

 お前の方から攻撃をしかけたら

 鬼のように反撃してくるだろうが

 話しかけたら温厚なやつだ」


「うーん

 そしたら効くかどうか分からないけど

 試しに解除魔法をかけてみようかな」


「ディスペルか」


「はい

 話の通じる相手なら戦わずに済ませたい

 その気持ちはまだ潰えてませんから」


ナイラは命の精霊に誓いを立てている

ひとつには戦闘を避けること

もうひとつは

どうしても戦闘しなければならなくなっても

相手を殺すのはしないことだ


「もし

 その魔法が効かなかったらどうする

 俺に奴を殺してほしいか?」


彼の問いかけと共に

冬の夜のような寒気が

二人の足元を満たした


ぞわりと震えて彼を見る

まるでどんな生き物でも

その命を終わらせるのは容易い

とでも言っているかのよう


彼女は慌てて首を左右に振った


「とんでもない!

 命の誓いは永遠に不滅です!

 もしあなたがブレスレットを手に入れるのに

 スフィンクスを殺さなきゃいけないなら

 さっきのお願いは取り消します」


「そうか

 良かったな」


「?」


先ほどの寒気が嘘のように消えて

彼の表情が柔らかくほころぶ


何が良かったのかと聞くと

もしもスフィンクスを殺してほしいと願うようなら

先にナイラを殺すつもりだったと言うではないか


「ちょっと!?

 怖いじゃないですか!

 大体まだお礼をもらってない内から

 殺されちゃうなんて

 だいぶ理不尽っていうか!」


「いやいや

 お前のためだ

 道具のために代理でモンスターを殺してほしいと

 願うような治癒術師は

 どうせこの迷宮で長生きできないからな」


「もー

 変なタイミングで

 人を試さないでくださいよね」


そこまで言うとナイラは

床の上に膝をついて途中だった作業を再開した


薬草水を容器に詰め終えると顔だけ向けて青年に言う


「スフィンクスの件は

 自力でいけるかどうか試してみますから

 お願いするかどうかは保留でいいですか?

 もし交渉が成功したら

 あなたには他の物をおねだりしちゃうかもしれません」


「ちゃっかりしてるなお前

 分かりやすくて良いが

 ……だが

 やはり共にハーリスの下へ向かうとしよう

 俺なら魔法を確実に無力化できる

 お前が解除に失敗したら

 それで礼の代わりとするのはどうだ?」


「そう

 ちゃっかりさんです

 解除魔法〜失敗できなくなりました!

 よし! じゃあ行きましょう!」


大きなくしゃみを連発する青年を尻目に

全身に薬草水をスプレーしてから

スフィンクスのいる広間へ向けて歩き出すナイラ


道中に以前から気になっていたことを聞いてみた


「ところで私はナイラっていうんですけど

 あなたのお名前は教えてもらえますか?

 それとも内緒?

 モンスターの中には名前を秘密にしてる

 個体もいるのは知ってるので

 無理にとは聞かないんですけど……」


「ああ……いや

 そうだな……良いだろ

 教えておく

 俺はトヤだ」

「トヤさん

 呼びやすいお名前ですね」


トヤの名前の由来を聞いたり

この迷宮で商売している料理人の情報を

交換したりしている内に

目当ての広場にたどり着いた


それはナイラが言った通り

今もガアガアグルグルと

獣の鳴き声を上げており

トヤが言った

温厚な知性派の面影は

無いに等しかった


ナイラは広場の隅に

予知夢テントを手早く広げると

その中に

負っていた荷物を入れて

身軽になった


「なるほど

 そのテントは基地になるのか」


「はい

 自分の荷物を他の人に

 持っていかれたくない時に便利なんですよ

 それに何と言っても

 このテントの中で眠ってから夢の中で

 畳まずに広げたままで出発すると

 取り返しのつかない出来事を

 悪夢として予知できるんです」


「便利じゃないか

 こんな場所では必需品だな

 それでまさか

 今から

 ここで眠るつもりじゃ

 ないだろうな?」


俺を待たせて


と少しばかり嫌そうにされたので

ナイラは慌てて首を振った

両手の平を顔の高さまで持ち上げて

彼の方へ向ける


「とんでもない

 それに予知夢は同じ場所では一度しか

 見られないんですよ

 私ここでも一回見ちゃってますから」


「それで死にそうになったら

 助けてやった方がいいのか?」


「また不吉なこと言って

 少なくてもスフィンクスが

 相手の間は大丈夫ですよ

 逃げるコツはつかんだんです」


軽く屈伸をしてから両手を握りしめたナイラ


それじゃ行ってくると告げて

笑顔で片手を上げた


「我が手に集え

 祈りを重ねよ!」


そう言って

スフィンクスの守護エリアに

足を踏み入れる


真っ赤に光る双眸が

グルリと回ってナイラを捉えた


彼女は標的の周囲を時計回りに走り出し

時々立ち止まって呪文を唱えた


ほう

とトヤが感心した声を上げる


彼女が唱えているのは解除魔法ではなく

術や道具の効果を上げる増幅魔法だった


彼女の作戦は

最大で五倍まで威力を高められる

増幅魔法で解除魔法を強化して

確実に戦闘狂の呪いを解除することだった


狂わされているスフィンクスは

威力は凄まじいが

単調な攻撃しかしてこない


それに調子を合わせて

避けながら魔法を強化していくのは

さほど難しいことではなかった


五倍満タンにしてから

唱える解除魔法の詠唱は

広い広間の全体に響き渡り

さながら

コンサートホールでのリサイタルのようだった


下ろした両手を左右に広げ

スフィンクスに正面から対峙する


足元から上昇気流が立ち昇り

ナイラの長衣をはためかせる


手の平からまばゆい小さな光に包まれた

粒状の闇がいくつもあふれて

巨大なスフィンクスの身体に吸い付いていった


頭は人間

体はライオンの神獣


それは広間の頂上を振り仰いで

一際大きな唸り声を上げた後

がくりと深くうなだれた


「……? ──! いけない!!」


スフィンクスが身に纏っていた

朱金色だったオーラが黄金色に変わったことで

解除魔法が成功したことはすぐ知れた


が、おかしかったのはスフィンクスが

床に突っ伏したまま顔を上げないところだった


スフィンクスから発せられていた金色の光が

見る間に減っていくのに気付いたナイラは

必死になって駆け出した


そしてその側に膝をつくと

治癒魔法を唱え始める


その後ろから

ゆったりとした足取りで近付いてくる青年は

まだ詠唱中の彼女へ向けてのんびりと言った


「そうだろうな

 戦闘狂の呪いは

 かかるとその間の負傷を意に介さなくなる

 深手を幾つ受けても死ぬまで気付かない

 だが、そいつはまだ死にはしないさ

 治療をしてやる必要まではないと思うが」


詠唱は途中で止めると

また最初からやり直しになるため

彼女は言葉は呪文を唱え続けながら

人差し指を立てて顔の前にかざし

身振りだけで彼の冷静なツッコミをさえぎった


下から上へ風が吹く


彼女の前髪がふわふわとなびいて

手の平から放たれる光に透けて輝く


スフィンクスの金色のオーラが

元通りの威勢を取り戻したのを見て取って

彼女はほっと安堵の吐息を漏らして立ち上がった


「汝は何者か。すっかり世話になってしまったようだ」

「私は」

「名乗るな」

「──え?」


耳元に寄せられた唇から

そっと告げられた助言は

ナイラにとっては不可解なもの


どういうことか詳しく聞こうと思って振り向くと

彼は閉じた唇の前に人差し指を立てて片目を瞑っていた


何となくそれ以上は追求できず

黙ってスフィンクスの方へ向き直ると

それは大きな頭を下げて

彼女と目線の高さを合わせていた


少し考えてから返事をする


「えっと

 名乗るほどの者ではありません

 お役に立てれば光栄でした」


「謙虚なものだ

 だが助かったのは事実……

 汝に褒美をとらそう

 これを持っていくが良い」


スフィンクスの指の何本かには

指輪がはまっていた

神獣はその内の一番小さい輪を外して

床の上に置き

一抱えは軽く超える大きな手で差し出してきた


「これって

 スフィンクスのブレスレット!

 すごいすごい

 これ

 すごく欲しかったんです

 ありがとうございます!!」


スフィンクスのオーラと同じ

黄金色のそれは手首というよりは二の腕に

ちょうどいいサイズの腕輪で

何の飾り気もない無骨な装飾品だった


早速ナイラも腕にはめてみて

その重さを確かめながら問いかける


「指輪がはまっていない指が

 他にもありますね

 別の探索者にもあげたんですか?」


「汝のように授けたこともあれば

 奪われたこともある

 ……無茶をされてな

 汝に止めてもらわねば

 死ぬまで狂ったままであったろう

 改めて礼を言おうぞ」


「ずいぶん強い呪いだったんですね

 普通はかけた相手が戦線離脱したら

 呪いも消えるんですのに」


「呪いの影響下にあった間のことは分からぬが

 それ以前のことなら多少は覚えておる

 五倍の強化魔法がかかっておったわ」


「呪いは怖いです

 私は苦手ですね」


「はは

 治癒魔法の使い手にしてみれば

 得意でない方が良いぞ」


二人

もとい一人と一匹とで

笑い合って和んでいると

青年がナイラの背後からスフィンクスの方へ進み出た


「ハーリス

 後で戻ってくる

 話の内容は言うまでもないな」


「は」


何やら尊大な態度は誰かれ構わずなのかと

ナイラは心配になってトヤの方を見た


プライドの高そうなスフィンクスに

対する態度としては大き過ぎると感じたのだ

だがスフィンクスの方も気分を害するでもなく

平然と受け答えしている


何となく青年の立ち位置を推し量って

何も言わずにいた


改めて礼を告げた後

彼女はテントを畳んでバックパックの上に

くくり付けるとそれらを背負った


「そしたら

 私いったん地上に戻りますね

 お二人ともありがとうございました

 またお会いしましょう?」


「地上まで付き添おう」


「いえ

 申し出はありがたいですけど

 また戻ってくるくらいなら

 このままここにいた方がいいと思いますよ」


「そうか? まあお前がそう言うなら良い

 そのブレスレットを持っていれば

 この階より上の連中は襲ってこないだろうしな」


「そうなんですか? あら便利

 ホントにありがとうございます

 じゃあ失礼しますね」


ナイラはニコニコとご機嫌で手を振ると

颯爽とした足取りで広場を後にした


 * * *


トヤが腕を組みスフィンクスを見つめた

神獣はへりくだったものか

前足の間に顔を埋めて目線の高さを彼と同じにする


その後で硬そうな唇を開いた


「呪いをかけた者は

 我の左手中指の指輪を持って行った模様です」


「そやつらにはここに戻ってくるように

 呪いをかけておく

 それで良いな」


「僥倖にございます」


「では私も行くとしよう

 貴様には幸運を祈っているぞ」


「……?」


「どうした? 怪訝そうにして

 何かあったか」


「は

 いえ

 ありがたき幸せ」


うむ

と頷いて彼は闇に溶けた


座り直したスフィンクスは

頭上を仰いで両目を閉じ

しばらくはそのままで思索にふけっていた

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― 新着の感想 ―
 健気なナイラさん。治癒能力持ちというのはオイシイですね。わりと万能。戦わない倒さない冒険者というのも斬新。  それにしても、スフィンクスとトヤさんの関係が気になりますね。実はトヤさんは上司?  ぼち…
[良い点] レベル4に上がり、状態異常が解除できる魔法を身につけたナイラは、少しずつ力をつけてきましたね。また、スフィンクスには何度も挑んでうまくいきませんでしたが、ついにブレスレットを手に入れて、本…
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