1 まさしvs大盗賊軍団ドーロボウ
しばらく間が空いてしまいましたね。本当にすみません。
扉を潜って転生先に来たまさし。
しかし、早速トラブルのようだ。
「何だ!何でだ!おい神!俺の姿が、てんせい?の前の姿じゃないか!?」
そう、まさしの姿は転生前の老いた姿とまるで何の変化もなかったのである。
またまた神のミスであるのか、それとも前世のまさしの日頃の行いのせいk……
「やかましいわい!お前!前回の話から散々言ってくれおって!一回表出てこい!柔道勝負だ!」
はいはい、すみませんね。いやーまさしさんは強いから私では敵いませんよ〜〜(棒読み)
「そうかそうか!お前!話の分かるやつだな!よくわかってるじゃないか!」
……なんかこの主人公の扱い方が分かってきた気がしますね(心の声)
それはそうと、早く物語を進めてください。それが主人公でしょう?
「おー!そうだったな!……で?何をするんだ?」
異世界に来たらまずは自分のステータスとかの定番のやつを確認しようと思わないんですか!
「すてーたす?とはなんだ?」
あーダメだこの主人公……(心の声)
まぁ、とにかく、心の中で見たいと思えば出てきますから。
試してみてください?
「おう!分かった!」
1分後
ビュン(ステータスが出てくる音)
「おおーー!なんか出てきたぞ!おい!なんか出てきたぞ!」
それが貴方のステータスですよ。じゃあ、この先もしっかりしてくださいね?
「おう!任せろ!」
大丈夫かなぁ……(心の声)
こうして、まさしは異世界に来たのだ。
しかし、ここで思わぬ事態が……
「おい!こんな所に老いぼれのジジイがいるぞ!」
「よーし!金品分取れるチャンスだぜ!」
「でもこいつ、何も持ってない気がするんだがどうなんだ?」
「……」
突然、いかにも俺達は盗賊だと言わんばかりの雰囲気の4人が現れた。
しかし、そのうち1人の青年は、盗賊……というよりかは、盗賊に捕まった人質?みたいな感じの雰囲気である。
「何なんだお前達!?」
まさしが盗賊達に言葉を投げかける。
「何なんだ……か……。」
「そう……。」
「俺達は!」
その言葉を発したと思えば、盗賊達は3人集まって独自の変なポーズをして……
「俺達は、世界一の盗賊!」
「盗んだ物は絶対に逃さない!」
「その名も……」
「大盗賊軍団ドーロボウだ!」
盗賊達がその決め台詞を吐いて数秒後のまさしの第一反応が……
「何だそのダサい名前は!もっとマシな名前は無かったのか!?気合いが足りんぞ!」
「何だとジジイ!」
「俺達の名前がダサいって!?」
「お前舐めるな!ジジイの分際で!もういい!殺れ!!」
盗賊の男のその言葉と同時に、3人同時に飛びかかって……くると思いきや、3人は火の魔法を放ってきた。
「何だそれは!初めて見るぞ!」
まさしは、初めて見る不思議な光景に、目を丸くして驚いている。
「ハッ!魔法も知らねぇのかよ!ジジイがよ!この先の人生短い老いぼれのジジイはさっさと死ね!」
「俺達に殺してもらえる事光栄に思うんだな!」
ドカーン(魔法がまさしに当たる音)
「いやー、ムカつく野郎を殺せて良かったぜ!」
「じゃあ、もうそろそろ行こうぜ。ここにいても何もねぇからな。」
「そうだな。じゃあさっさとズラかるz……」
「何だその気合いの足りん攻撃は!」
「「「!?!?!?」」」
3人が魔法を放った先には、今だに煙が舞っていた。
しかし、その中から先ほど倒した筈の者の声が聞こえてきたのだ。
驚くのも無理はない。
「お前!生きてるのかよ!」
「どうやって生き延びた!?」
「何!単純な事だ!それはズバリ!気合いが足りん!!」
「「「……は?」」」
まさしのまさかの回答に3人は「何だコイツ……」みたいな目をして見ている。
「あんな派手な火をどこからか出してくるから気分が昂ったのに!なんであんな脆いんだ!腕一振りで消したぞ!あんなもん!」
「腕を……」
「一振り……」
さすがの盗賊達も、命の危機を感じたのか、逃げだそうと目論む。
しかし……
「まったく!最近の若いモンは気合いがなっとらん!俺が気合いってモンを教えてやる!」
そう言ってまさしは柔道の構えをしてから……1秒とかからずに3人を倒した。
「全く最近の若いモンは本当に……。」
「あ、あの!」
その時、盗賊の3人組と一緒にいた1人の青年に声をかけられる。
「ん?何だ若造!お前も俺に気合いを習いに来たか!?」
「はい!しかし、まずは助けていただきありがとうございます!そして、僕を弟子にしてください!貴方の強さに魅入りました!貴方みたいに強くなりたいんです!」
どうやら、この青年は強くなりたいらしい。
「おおー!お前!気合いのあるやつだな!」
「はい!でもさっきは、魔法も使わずによく盗賊達を倒せましたね。どうやったんですか?」
「何!あんな変な炎なんて柔道技ですぐ消えるぞ!」
「じゅう……どう……?」
「何だお前!まさか柔道を知らんのか!?」
「ジュウドウ……というのは知りませんね……。というか、そもそもそんな単語聞いた事ないのですが……。」
「まさか!この世界には柔道がないのか!?」
まさしは柔道を聞いた事もないという青年に驚く。
「もしかして……異界から来た人ですか?」
「いかい……とは何ぞや?」
「別の世界から、転移やらなんやらでやって来る人のことですね。」
「そうか!俺は地球という所から来た!」
「地球……ですか……僕は聞いたことないですね。」
「ちなみに、話はは変わるが、この世界の主流の武術はどういう物なんだ!?」
「ぶじゅつ……という単語も知りませんが、この世界では、基本魔法での戦いが主流です。」
「何!?武術という物自体がないのか!?それにマホウってさっきのへなちょこな炎とかのやつのことか!?」
「いや、普通魔法は当たったらダメージになるんですが、へなちょこって……。」
「……しちゃ……れん。」
「はい?今何か言いましたk……」
「こうしちゃいられん!」
まさしの突然の叫びに青年は驚く。
「どうしたんですか急に!?」
「柔道がないなら……この世界には俺が柔道を広めてやる!!」
「おおー!それは、僕にさっきの術を伝授してくれるという事ですか!?」
「その通りだ!だが、伝授するには、まずはもっと人手が欲しい!だから、今からその仲間達を探しに出発だ!」
「いえーい!」
こうして、まさし達は、仲間探しの旅に出る事を決めた。
「そういえば、貴方の名前はなんですか?僕はケネスです!」
「おおー!ケネスか!中々根性のある名前だな!俺は石川まさしだ!これからビシバシ鍛えていくぞ!」
「はい!よろしくお願いします!!」
「よし!作ろう!柔道同好会だ!!」
こうして、まさしとケネスは旅立つ。
はたして、この先どうなる……!?
続く……
読んでいただきありがとうございました。
これからも不定期投稿ですが、宜しくお願いします。




