0 プロローグ
この物語は、友達からリクエストがあり、自分達の身近な人物をモデルにして書いた作品です。
今メインで連載中のサイエンティスターシリーズとは真逆のギャグ系の小説となっております。
勿論、現在メインで書いているサイエンティスターシリーズも続けていきますので安心して見守っていてくれると嬉しいです。
サイエンティスターシリーズも、この作品と同時並行で書いていく感じになりますのでよろしくお願いします。
若干こちらの作品の投稿頻度の方が遅いかもしれませんがね……。
現代日本のとある駅。
綺麗な夕日が沈みかかった4月の晴れの日。
そこには、とある1人の老人男性が歩いt……
「老人とは何だ!老人とは!まだまだ現じゃぞ俺は!」
……いや、いきなり物語の開始早々からナレーションに入ってこないでください。
メタいですから……。
「そんな事はどうでもいい!俺はまだこの通りピンピンしとるわい!さっきの発言撤回せい!」
まったく……。はいはい、撤回しますよ。じゃないと話が進みませんからね……。
「よし!話の分かるやつで助かったわい!」
……まぁ、色々とツッコミたいところはありますが……、話が進まないのでさっさと説明しましょう。
ゴホンッ。
気を取り直して、そこにはとある1人の男性が歩いt……
「『若い』って単語をつけんかい!『若い』って単語を!若い!ヤング!」
あーもう!注文の多い主人公ですね……。分かりましたよ!若いってつければいいんでしょう!?
「そうそう!それでいいんじゃ!話がわかるやつよのう!」
まったく……、あなたの方がよっぽど話が通じなさそうなんですが……。それにあなたはもう若くないでしょうに……(心の声)。
グダグダですいませんね。
ゴホンッ、では、今度こそ気を取り直して、そこには、とある1人の若い男性が歩いていた。
この駅は、それなりに大きな駅で、人も店もある程度あり、活気が溢れている。
そんな駅にて……
「いやー、今日も疲れたのう。しかし〜、この歳でもまだまだ現役なもんだな〜!柔道の腕もまだまだ有り余っとるぞ〜!ハッハッハ〜!」
などと、独り言を発しながら歩いているこの男は、石川まさし。
一応、昨年までは、高校の数学非常勤教師もしていたのだが、今年からは、柔道の方に専念している。
なぜ柔道なのか?
それは、まさしは若い頃に、柔道の黒帯を獲得し、柔道界隈のテッペンを取ったとこがあるのだ。
その時の名残りとして、今まで何だかんだ言って、柔道は続けてきたのだ。
なので、教師を辞めてからは、再び柔道に専念し、個人で柔道教室も開き、弟子達に教える日々を送っていた。
今日は、昔の柔道仲間とのちょっとした集まりがあり、少し遠出をしていた。
今駅にいるのは、ちょうどその帰りなのだ。
「いや〜!何気に集まりってのもいいもんだな〜!」
と、独り言を呟いている。
そして、本人は気づいていないが、独り言が大きすぎるせいで、駅にいる周りの人間は、若干引き気味である。
だが、そこで、少しハプニングが起きてしまう。
「キャーーーーーー!!!」
「うわーーーーーー!!!」
「なっ!何なんだこの声は!」
突如聞こえて来た人々の悲鳴。
その声に、まさしは驚いて、何事かと言う。
そして、まさしがその先に目を向けてみると……
「なんだありゃ!?」
そこでは通り魔が学生を刺そうとしていた。
「ありゃいかん!若いモンは未来がある!若いモンは死んだら困るんじゃ!ここでこそ、俺の出番だな!」
まさしは、相当腕に自信があるのか、策もなしに、通り魔に突っ込んでいく。
「もう大丈夫!何故かって!?まさしが来た〜!!」
「な!なんだこのジジイ!?」
などと、何処かで聞いた事のあるセリフを言いながら、いきなり突っ込んで来たまさしに、通り魔も想定外だったのか、反応が遅れる。
「くらえーー!!俺の必殺!背負い投げだ〜〜!」
「何なんだよお前ーー!!」
まさしの背負い投げは、見事綺麗に決まった。
そして、地面に倒れる通り魔。
「ちくしょ……う……。」
「ハッハッハ!!俺にかかればこんなもんだ!!」
「フッ、……じゃあお前には、とっておきを見せてやるよ」
カチャ(銃を構える音)
「な!お前!何だそれは!」
「見たらわかるだろ!銃だよ!ガン!鉄砲!じゃあ、悪いがお前には死んでもらうぜ!」
まさしも、完全に相手が銃を持っていることは想定外だったようで……
「じゃあな!ジジイ!あの世でさっさと眠ってろ!」
「待て!お前はまだ若いんだからやり直せる!!だから一旦落ち着くんだ!!」
「うるせー!そして、お前に言われたくねぇーー!」
バーン(銃を撃つ音)
そして、まさしは意外にもあっけなく、この世を去るのだった。
気づくとまさしは、遠くに川のような景色が見える平原(?)のような所にいた。
「ん?なんだここは!?あ、あれは川……か!?まさか三途の川だというのか!?」
「その通りです。」
と、どこからか声が聞こえきた。
そして……
「誰だお前!?」
「私は、いわゆる貴方達から見た神でございます。」
「髪?たしかにお前!髪長いしな!」
「違います!そっちの髪じゃなくて神です!」
「紙?」
「神!ゴッド!」
などと、時間を無駄にするような会話を続ける神(?)とまさし。
まぁ、まさしももう歳で、耳が悪いから仕方ないのだg……
「おい貴様!また俺の悪口か!さっきからうるさいぞお前!!」
しかし、神と名乗る者との会話は続k……
「スルーをするな!ちゃんとさっきの発言撤回せい!」
この主人公面倒くさいなぁ……(心の声)。
はいはい、撤回します撤回しますよー(呆れ)。
「おおー!お前話の分かるやつだなー!」
では、貴方もちゃんと物語続けてください?
「ああー!そうだったなー!忘れておったわい!」
まったく……、ギャグ小説じゃなくてメタ小説になっちゃいますよ……。
「まぁ、いきなり神と言っても信じられませんよね。」
「そうだぞ!俺はなんでこんな所に……あぁ、銃にやられたんだったな!ったく……、銃ごときにやられるとは……俺も衰えたもんじゃなー!」
「いや、そもそも生身で銃に勝てる人間の方がおかしいと思いますが……。一旦それは置いておいて貴方がなぜ死んだのか説明しましょう。」
「よろしく頼むぞ!まぁ、ある程度予想はついているがな!ハッハッハ!!どうせ俺が柔道において最強すぎた故に、死ぬ運命だったとかだろ!?」
「いや……その……何と言うか……非常に言いづらいんですが……貴方は間違いで殺されてしまったんですよ……。」
「……は!?なんだと!?間違いだと!?お前ふざけるなよ!?神だかゴッドだか知らないが!ふざけるのも大概にせい!」
「いや、「間違い」という言い方は少々語弊があるかもしれませんね……。もう少し正確に言いますと、本来、貴方はあの通り魔に襲われていた若者を助ける必要はなかったんですよ……。」
「……は!?」
「しかし、世界線のバグが起きてしまったことによって、貴方は死んでしまった……。本来なら、あの場に紛れていた私服警官にあの通り魔は捕らえられるはずだった……。しかし、これは完全に私の管理のミス……。なので、お詫び……と言っても足りないかもしれないのですが……、別の世界に今の記憶を持ったまま転生しませんか?」
「テンセイ……とは?なんだ!?」
「はて?最近では地球でも小説などでそういった物が流行っている筈なのですが……。あぁ!なるほど!貴方は転生物などの小説の世代ではないので知らないのも無理はありません。」
「なんだと!?遠回しに俺が年寄りだと言いたいのか!?」
「いや、そうは言っていないのですg……」
「いや!そういう事だろ!?お前まで俺の事を年寄りだというのか!?」
「だから、そうは言っていないのです。でも、言うて貴方ももう70近い……」
「あーーーーー!!何も聞こえないぞ!!俺はまだバリバリの若モンじゃーー!!」
まさしは、相当歳をとっている事を気にしているらしい。
まさしにとって年寄りという言葉は地雷なのかもしれない……。
「おい!お前もいい加減だまったらどうだ!?さっきから鬱陶しいぞ!」
いや、さりげなくナレーションを登場人物扱いしないで下さい……。
「じゃあ俺を年寄りと呼ばない事だな!ハッハッハ!」
……分かりましたよ。
面倒くさいな本当……。(心の声)
じゃあ尺も惜しいのでさっさと物語進めて下さい。
「任せとけ!」
「あの……?さっきから誰と会話をしているんですか?」
「あぁ!なれーしょん?とか言う者と会話しておった!」
「いや、普通ナレーションとは喋れませんよ!?なんでちゃっかり会話しちゃってるんですか!?……ゴホン、まぁそれは置いといて、説明しましょう。転生とは、死んだ魂が別の肉体に宿り、新しい生命として生まれ変わる事です。なので、貴方は、別の世界で再び生きる事ができると言うわけです。」
「もう一回地球に戻すのはダメなのか!?」
「ごめんなさい……。一度その世界で死んでしまえば、再び同じ世界で生きる事は不可能なのです……。」
「じゃあ!その世界は地球と同じようなところか!?柔道や格闘はあるのか!?」
「そこ重要なんですか!?」
「何を言っとる!柔道は大事に決まっとるだろ!」
「はぁ……、そこら辺の細かい所は知りませんが、おそらくあるんじゃないでしょうか?
しかし、聞いてほしいのが、地球とは大きく違う点が一つ。その世界には「魔法」という物があります。魔法は何もないところから火や水を出したりと、色々と便利なのですよ。」
「まぁ、どんな物でも柔道には勝てんだろ!ハッハッハ!!」
「流石に魔法に通用は……」
(……いや、そんな事を言えばまた面倒な事になりそうなのでやめておきましょう……。)
「とにかく、時間もないのでとにかく、転生先の容姿を決めましょう。どんな姿がいいですか?」
「若返りしたい!以上だ!」
「え?それだけでいいんですか?」
「あぁ!若さは何より大事だからな!」
「しかし、それだけだと私の気がすまなくて……、あ!そうだ!特別特典として、不老もつけておきます。」
「おおー!気が利くじゃないかお前!」
「貴方はさっきからなんでそんなに上から目線なんですか……。一応神なんですよ?私。」
「だから紙だろ?それがどうした?」
「なんか……もう何を言っても伝わらなさそうなので、何も言わないでおきます……。」
と、相当呆れ気味で言う神様なのであった。
それから少し経って……
「では、こんな感じで転生決定でよいですか?」
「あぁ!問題ない!」
「じゃあ、転生の扉を開きます。どうぞ、ご武運を。」
そして、開かれた扉に入っていくまさし。
この先には一体何が待っているのか?
まさしの物語はまだまだこれから。
彼のの運命は如何に!
続く……
読んでいただきありがとうございました。
これからも不定期投稿ですが、是非是非自分の作品をよろしくお願いします。




