プロローグ
ちょっと書いてないだけで罪悪感マシマシになってきたので再開します。
3人の少年と、1人の少女がいた。少年の一人は全身を包帯でぐるぐる巻きにさせ、今にも死にそうな状態だった。
「頼む、どうかこいつを助けてくれよッ」
「……無理ね、わたしたちは殺すことしかできない」
「メッメガネ!お前なら何とかできるんじゃないのか!?」
「無理言わないでくれ、僕だってなんの能力もないんだ」
「じゃあこのまま、黙って死んでくのを見てろってのかよ」
「僕たちには……それしかできないんだ」
せっかく巻いた包帯は既に真っ赤に染まり上がっていた。
「に、兄ちゃん……んな顔すんなよ、俺がいなくたって、変わりゃしないだろ……」
「変わるに決まってんだろ!最後の家族までいなくなっちまったら、俺、俺ッ!!」
「わたし、ちょっと行ってくる」
「どこにさ」
「あいつを消し飛ばしに」
「やめとけよ、君も同じ目に合うのがオチだ」
「チッ……」
意外と仲間思いな少女は仇討ちをしようとし、メガネの少年に止められたのだった。
「兄ちゃん、死ぬなよ、な……」
少年は、息を引き取った。
「……メガネ、止めるなよ」
「これ以上仲間を失うわけにはいかないんだ、やめてくれ」
メガネの少年は、涙をこらえてこう言った。
「お願いだから、もう死なないでくれ……」
北往生市は、地獄と化していた。




