表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ヤンデレほいほいな私  作者: しびれと
1/7

差し伸ばされた冷たい手

ヤンデレほいほい略してヤンほいをどうぞ生暖かくよろしくお願いします

私の家族は過保護だけど暖かい家族と思っていた

お母さんとお父さんと私

3人家族で一人娘だからっていう理由で私に対しては過保護だったと思う

私はそんな家族が心地よかった

でもそれは続かなくてお母さんとお父さんは死んだ

事故だったらしい

私が3歳の時でまだよくわからなかった私だけど

唯一分かったのはもう心地いい暖かさはなくなるんだということ

お母さんとお父さんの葬式

私は泣くという感情より心地よかったあの暖かさがないというとことに

ただ、身体震わせていた

でもそんな寒い私を包み込んでくれた人がいた

哀れみではなく同情でもなく

それ以外の感情で私を包み込んでくれた

その人は私に「うちに来ないか」と言ってくれた

私は迷わず差し伸ばされた冷たい手を離さないように握った

その人の名前は桐野宮きりのみや 魁人かいと

私は3歳の冬に佐々ささき 椿つばきから桐野宮きりのみや 椿つばきになった

私はまた心地いい場所を手に入れた

今度は離さないようにしないと・・・

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ