表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/42

崎谷至の日常 大神学園にて

ここで大神学園のシステムについて今回の話に出てくるものだけ説明したいと思います。

大神学園ではABCDEFそれと完全隔離指定のSとXクラスがあります。

危険ランクはAからFにかけて上がっていき、SとXは大神学園本館ではなく別館の敷地内で24時間監視付の元、授業が行われています。

Aは、武器所持または人に危険を及ぼしやすい人物がおおく

Bは、武器複数所持または複数人でも取り押さえるのが難しい

Cは、格闘技または武術を習得し軍人もしくは武装警察官でやっと、取り押さえられる程度

Dは、武器の扱いをほぼ完全にマスターし人を殺しかねない者

Eは、軍人もしくは武装警察官でも取り押さえが難しく、1~2人を殺したことのある者

Fは、軍人もしくは武装警察官でも取り押さえることができず、5人以上殺したことのあり抑えるのが不可能なもの

SとXは精神に障害をきたし、常に殺人衝動や強い破壊衝動に駆られるものなどを隔離するためのクラスである。

時刻 8時半

大神学園2年F組にて

昨晩は遅くまで仕事で、村木を追いかけていた崎谷は自分の席に着き大きなあくびをしていた。

「ねみぃ、やっぱり学校サボればよかった。」

すると、隣の席の大海(おおうみ)が声をかけてきた。

「どうした?殺人鬼様よずいぶんと眠そうですが、また遅くまで人を殺すために追いかけまわしてましたか?」

崎谷は露骨に厭味ったらしく言う大海を、刀で脅しながら

「るせぇ、こちとら毎日仕事の予約が大量に入ってるから、まともな睡眠時間が取れねえんだよ。」

崎谷はそう言うと、また一つ大きなあくびをした。

「流石にF組の中でもぶっちぎりで危険ランクが高い人は、仕事も多いのか?」

その声を無視し、今度は机に突っ伏し寝ようとする

すると崎谷に「おい、何無視して寝ようとしてるんだよ。」と、言いながら大海はナイフを取り出し大きく振りかぶり脳天に刺そうとするも、崎谷に手首を外されナイフを落としながら悲鳴を必死に押し殺していた。

さらにそこに狂気丸出しで、洒落にならないサイズの大剣を軽々と振り回しながら神里(かんざと)(女)が崎谷に襲いかかってきた。

「今日こそ死ね崎谷ああああああああ」

崎谷はそれを気持ち悪いものを見る目で見ると、どこからか取り出した昨晩使っていた刀を取り出し、居合の構えをとった。

神里の大剣があと10センチで崎谷に触れる瞬間、崎谷は眼にもとまらぬ速度で刀を振るい大剣は根元から折れた。

愛刀が折られたため、さっきまでの威勢がどこかへ行ってしまった神里の首の裏に崎谷は刀を逆さに持ち峰打ちをして気絶させたあと、自分の席について再び突っ伏して寝ようとしたしたところでチャイムが鳴り、睡眠時間が取れないことにイライラを表しながら一日を過ごすことになった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ