作戦実行
昨日の|犯人の可能性のある人物を、あぶりだすための作戦開始は放課後
そして、現時刻は3時45分帰りのSHR真っ最中
担任が毎度おなじみのわけのわからない話をしているが、頭の中では作戦を何度も繰り返してミスのないようにする。
[失敗したら次は無いか・・・]
作戦が成功する可能性があるのは一度きり、これが失敗したら向こうは当然警戒して尻尾を見せないだろうと言われた。
日直が号令をかけ作戦が開始された。
「なあなあ、崎谷今日は暇か?」指示通りの大海
「悪いな、今日もがっつり仕事が入ってるよ。」
「んじゃ、また今度暇なときに遊びに誘ってくれよ。」
「了解Deth」
「え?何て言った」
「バカはしっかり辞書か何かで調べろ」
俺はカバンを背負い携帯で仕事を確認して、現場に向かうため駐輪場に許可をとって停めてある真っ黒なレーシング型バイクに乗り現場へ向かった。
―――――――
今日は掃除が2件だったが、作戦の件があるため一件目をすぐに終わらせ二件目に入らないで少し町をふらついていると、メールが来た。
「背面注意」
どうやら餌に魚は食いたらしい。
そのまま時間をつぶし、人通りが少ない時間帯になったら二件目の現場に向かった。
[流石に人が少ないから気配で探しやすいな]
あっちは昨日のミスを取り消すためなのか、静かに研ぎ澄まされた殺気を放っている。
今日の装備は一応いつもよりきつめにしてあるけど、何発も食らったら流石にきついな。
二件目は遠距離射撃で済ませ後ろにある殺意に声をかける。
「やっぱり昨日の襲撃者はお前か」
少しダルそうにでも、殺気と怒気を混ぜて言う。
「やっぱり気づいてましたか。でも、チェックメイトですよ。」
俺は背を流井に向けていて、でも流井は武器を確認できないが確実に俺の頭を狙っているだろう。だが
「残念ながら俺だってバカじゃないんだ、予防策くらいは立ててきてるって。」
昼の打ち合わせで俺を餌に流井を釣ることになっていた。
「長瀬や桐木あたりがお前の頭を今狙ってるぜ」
「やっぱりバカでしたね、それくらいの事を予測できなくてはあなたを殺そうとは思いませんよ。」
「何のことだ?」
不意に携帯が鳴る。
「出てください。あなたの作戦が崩れ落ちますよ」
長瀬から電話がかかって来ていた。
「どうした?」
「悪い、読まれてたみたい。俺も桐木さんも抑えられちゃった。」
俺の顔から察したのか流井は
「残念でしたね。あなたは私が一人で動いていると勘違いして作戦を立ててしまった。
相手の状況を考えずに、自分の憶測だけで考えて仲間を巻き込んでしまった。
バカな相手は少し頭を使えば簡単に殺せるので楽でいいです。では、死んでください」
俺は思わずニヤけてしまった
「ここまでうまく物事が進むのは楽しくていいよな。まるでゲームみたいだ」
流井は俺が狂ったのかと思っただろう。
ppp・ppp・ppp
電子音が鳴り響く
でも、今度は俺の携帯じゃない
「どうしましたか?え!?そんな・・・外の隊員はどうしたんですか?そ、そんなことが・・・」
流石にこの状況には勝者の気分でいた流井には理解が遅れるだろう。
「いや~、お前もバカだよね。俺が|わざとわかるような作戦会議を開いた(・・・・・・・・・・・・・・・・・)のにそれに引っかかるんだから。」
「どういうことですか?」
「昼休み食堂なんてわかりやすいところで普通は大事な作戦会議なんて普通はしないだろ、よっぽのバカじゃなきゃ引っかかりやしない。でも、お前は昨日の負い目もあって少しでも情報があれば食いついてくると読んだわけだよ。
わかりやすい作戦で、どこまで釣れるか心配だったけど、しっかり釣れてよかったよ」
「じゃ、じゃあ、今私の隊の隊員を拘束しているのは誰なんですか?」
「一番聞いて欲しかった質問をありがとう。その答えはとっても簡単」
少しためてから
「大神学園一年E組とF組の近接戦闘が得意なやつらを大類に集めてもらった。」
すこし投稿が遅れてしまいました。
簡単な物語を書くにもセオリー通りに当てはめていくにも、とっても難しいことが今回の話を考えているときによく分かりました。
今回も読んでいただきありがとうございます。
頑張って、次は作戦をひも解いていきたいと思います。




