事件の収束
6時限目終了のチャイムで目を覚ました。
午前中にあった事件?の事は、夢だと思いたかったが教室には俺が寝た後にいじめすぎた跡であろう、血が教室の壁にべっとりとついていた。
寝起きではっきりとしない頭で昼の事件はなんだったのかを考えるが、流石に昼飯も食わずに寝ていたのでエネルギーが切れて、しっかりと頭が回転しない。
「どうした?崎谷、寝起き早々難しい顔して。」
悩んでいるところに大海が来た。
「ん?ああ、昼の事件(w)って何だったのかなあって思ってさ。」
「そんな事どうでもいいじゃん、こっちには被害がほとんど0だったって聞いたし。」
「でも考えてみ、うちの学校には教師って言っていいのかわからないほどの化け物が揃ってるんだぞ、そんな簡単にあんな雑魚の侵入を許すとは思えない。」
考えてみれば不自然な点が多すぎる、いくら不意打ちとは言っても一回あの化け物を退けて職員室を占拠して放送するなんて、よっぽどのことがない限りはできないはずだ。
「考えすぎなんじゃねえの、寝起きで無理すると頭痛くなるぜ。」
「それもそうなんだけどさ・・・・・」
「考えすぎると早く老けるからな気をつけろよ。」
大海はそういうと自分の席の方に帰って行った。
それとほぼ同タイミングで教室のドアが開き、担任が入ってきた。
「みんな知ってると思うが、今日不審者が校内に侵入しましたが、あれはたまに行われる実戦訓練です。
テロリストはみんな刑務所から借りてきましたので、殺さない程度に痛めつけるんだったら問題ありません。」
それはないと思っていたが、流石大神学園常に予想の斜め上を行くみたいだった。
「これでSHRを終了します、日直」
挨拶をして帰り支度をしてるところに大海が戻ってきた。
「崎谷ごめん、やっぱりこの学校はしっかり自分で考えないとダメみたいだ。」
「だから言ったろ、ここの化け物どもが簡単にやられるわけねえからな。じゃあ俺は今日も仕事があるから帰るわ。」
「死ぬなよ、死なないと思うけど」
「任せろ」
大海と別れて今日の仕事に向かう
今日の依頼は2件で雑魚狩りだったのですぐに済んだ。
自宅に帰り、時間がいつもよりあるので今日使った武器の手入れと補充をして寝ることにした。
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「流石、国立生徒はヤバいけど設備は豪華だ。」
昨日事件があったというのに、教室の壁についていた血は完全にきれいになっていた。
自分の席に着いて教室内を見渡すが、完全に事件前の状態に戻っていた。
眺めていると長瀬が俺の所まで来た。
「これどう思う、血は完全に乾いていたから夜通し掃除しても消えるとは思えないんだが・・・・・」
「それには俺も同意見だが、多分あれは掃除したんじゃなくて、上からペンキでも塗ってるんだと思う。」
「それが妥当だな、現状で壁が若干昨日よりきれいになってるから。」
「二人とも何話してんの?」
大海が教室入って早々俺たちの所に来た。
「教室が異常なまでにきれいになってるってこと。」
「あ~、確かにこれはきれいすぎるよな。」
こんなところで使う金があるんだったら、個人的には武器を安く売ってもらいたいんだが・・・・・・流石に高望みし過ぎなのか。
「なんだろう、今日は一日仕事以外は平和な気がする」
「崎谷何フラグ立ててんの。」
「やめて、そのノリだと誰かがそのフラグを回収しそうだから。」




