鶏の胸肉で唐揚げの甘酢あんかけ作ってみた
「ちょっと真二!これ胸肉じゃない!何やってんのよ!」
小学四年生の頃だったかな。お袋に「今日は唐揚げ作るから鶏肉買ってきて」って言われて肉屋に行って、なんか大きくて美味しそうだったから「これください」って言って買ってきただけの事だ。何しろあの頃はもも肉なのか胸肉なのか、見ただけじゃ判断なんてつかなかったからね。「もも肉ならもも肉ってちゃんと言ってくれよ・・・・・・」とか思ったけど黙ってた。
その夜ちゃんと唐揚げが出た。もちろんいつもとは違う味だ。「今日の唐揚げなんかあっさりしてるね」と俺が言ったらお袋が間髪入れずに「あっさりしすぎでしょう!今度は間違えずにちゃんと鶏
もも肉買ってくんのよ!」とか言ってその日1日機嫌が悪かったなw
おいおいお袋。俺はあっさりしてるとは思ったけど、まずいとは思わなかったんだぜ。
胸肉を使った唐揚げやチキンカツは嫌いじゃない。カツなんかあの淡白な胸肉が油を吸って、中々の食べごたえになるんだよ。まあそれは機会があれば書くとして、今日は唐揚げだ。何しろ記念すべき第一回だからなwちょっと趣向をこらして甘酢あんを絡めてみたよ。
甘酢あんと言っても手抜きもいいとこさwミツカンのポン酢にグラニュー糖のスティック1本入れて、みりんを入れて火を入れるだけ。それを片栗粉で止めて即席の甘酢あん完成。そして胸肉だが、まずはまな板に肉を横に置いて半分に切る。大きさによっては三等分にする。そんでその半分にした奴を今度は縦にしてそぎ切りにしていく。こう切ると固くならずに食べやすくなるんだよ。
そんで塩胡椒に醤油、おろし生姜を入れて揉み込んで、その間に油を中火で熱していく。5分ぐらいしたら肉に片栗粉を付けてどんどん揚げていく。
揚げあがったら手抜き甘酢あんに絡めていく。うんまぐれでいい色だ。こいつは楽しめるかな。
ウイスキーの水割りを作ってさあいただきますだ。うん美味い!淡白な胸肉が衣と油と甘酢を纏って俺の舌を程よく刺激する。それにこの味はどんな酒にも合うんだよね。水割りが進む進むwおいおい二日連続で二日酔いかよ。
妙に胸肉を嫌ってたお袋も12年前に死んじゃって。
そんで俺がこの体たらくだ。墓の中で泣いてんだろな。化けて出たっていいんだぜ!平謝りに謝るから。その後で美味い飯を食おうw
こんな感じで食い物の事とか、食い物にまつわる思い出話とか、世の中の事とか語っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします!




