231列車 バレーと顔
あけましておめでとうございます。今年もMAIN TRAFFICをよろしくお願いします。
なお、今年もやります。
1.名前は?
南駿です。
2.男?女?それとも阿部さん?
男です。
3.学生?社会人?
話読んでる。社会人。
4.好きな番組は?
ジュラシックパーク。ってそれは映画か。
5.今、何してる?
これ。
6.愛読書は?
カレチ。
7.もし自分の子供が同じ進路志したら、どうする?
好きなようにさせる。
8.部屋に小説は?
小説よりカレチ。
9.最近の悩み事?
初期JR世代としてみる今の車両・・・。
10.怖い話は苦手?
まぁ、多少は問題ないけど、淳兄ちゃんはイジメ級に怖い話持ってるからなぁ。
11.鉄道ネタなら。好きな車両は?
209系500番台の元京浜東北線所属車。今は京葉車両センターにいるね。
12.皆さんにすすめたいもの(なんでもあり)
ロザ(グリーン車)。
13.好きな歌・アーティスト?
IGBT素子VVVFインバーター。
14.好きなスポーツ?
これと言って好きなものはない。
15.生まれ変わるなら、男性、女性どっちがいい?
男性。
16.嫌なことは?
E5系。鼻長すぎ。
17.自分が嫁って言っちゃうぐらい好きなもの?
逆に。えっ・・・。うーん個人的には209系0番台のほうが好きなんだよ。
18.最近はまっているもの(何でもアリ)?
注意配分力検査。
19.一番行ってみたい時代?
LRT浜松にも計画はあるんだけどなぁ・・・。
20.これまでの悔いは?
悔いっていうか、智がうらやましいぞ。30000系乗れる機会いっぱいじゃねぇか。
21.一番行ってみたい場所は?
大阪。
22.自分の手元にあったらいいなって思うもの?
全部のモーター音を聞けるソフト。
23.自分にもし裏があるとしたら、それはどんな性格?
どういう性格か。本当は裏なんていないじゃね。
24.自分の理想の立ち位置はクラス何位?
・・・。
25.一番立ち会いたい現場はどこ。
小さい智が一番かわいかった。俺の弟だね。
9月7日。学校のテスト期間が終了した。まぁ、終了にはいろんな意味が含まれているけど・・・。放課後。僕たちは難波にいた。僕は別に難波にくるつもりはなかったのだけど、萌に半強制的に難波まで来ることになった。なぜ難波に来たのかというと、バレーボールの練習のためである。
まず、なぜバレーボールの練習をするのかということを説明しておこう。笹子では9月26日学校を上げての体育祭がある。出場許可は夏休みに入る前までで、すでに終了している。体育祭と言っても全員が参加しなければならないという決まりはなく、同じ学科内の人であれば、6人一組で出場することが可能だ。しかし、僕たちの学校は女性のほうが多い。男性が多いのはトラベル・鉄道学科だけである。そのために僕らには女性陣がフル回転して、男性がそこに入るという形態になるのだが、女性に結構な負担を負わせるというのは分かるだろう。だから、おおい男性陣を使って女性陣をサポートするということになっている。ようは少ない女性陣を交代、交代で出場させ、負担を減らすというためだ。そういうわけだから、萌も練習に参加するということ。
「はい。」
そう言って萌がトスしたボールが上に向かって上がる。それを近畿が相手のコートにボールを返した。
「よし。」
観客席で見ながらもテンションアゲ、アゲ。応援には熱が入る。
「また俺たちの得点かぁ。頑張ってるな。」
草津がそこでつぶやいた。
「この調子でいけばまた勝てるんじゃないかなぁ・・・。」
「おいおい。ここで勝ってもしょうがないだろ。本番で全力だしてもらわなきゃ・・・。」
「まぁ、それもそうだけど・・・。でも、練習試合をしてるんだから、相手の弱点を見つけておくっていうのも一つの戦術じゃないか。」
「確かに。弱点を突くのは基本だけど、本番でこのチームと当たるってことはない可能性のほうが高いんだから、そこを研究してもなぁ・・・。ていうか、それなら練習試合で自分たちの弱点を見つけたほうがいいと思うけど。」
「あっ・・・。そうだね。」
(こいつ。頭があることは変わりないんだけど、ちょっと羽目外したこと言うときだってあるしな・・・。)
またコートに目を向けると今度はトスがあんまりつながらなくて、相手に得点を許していた。まぁ、そう簡単に勝たせてはくれないということかぁ・・・。
「・・・。」
「・・・栗東のやつ。案外やれるなぁ。」
「えっ。」
「いや、栗東って見てれば結構うまいだろ。サーブとか。」
「あ・・・そう。」
それぐらいしか回答ができない。中学校の時も文化部をやっていたからなぁ・・・。小学校の時は部活自体が面倒くさくてやるはずがなかったし、中学校の時はも同じく運動部が面倒で運動部に入らなかったし、高校の時はすでに眼中になかったし。
「近畿、内山、留萌はどっちでも行ける・・・。百済は後衛かなぁ・・・。坂口は・・・微妙・・・だな。」
「まぁ、高校の時は帰宅部だって言ってたし、今は運動不足になり気味って言ってるからなぁ・・・。それに、萌だって俺と同じで、運動できない人だからなぁ・・・。」
「運動できない人かぁ・・・。まぁ、そこは仕方ないね。」
「・・・。」
「おーい。永島。草津。」
そう呼んだ声は誰だろう。振り向いてみると今治の顔があった。
「今治。」
「どうしたんだよ。向こうの高槻たちはどうしたんだ。」
「ああ。それ。高槻が結構足引っ張っちゃって負けだよ。」
「・・・あれ。高槻って運動神経いいんじゃなかったっけ。」
「あの野郎。遊んでるな。本気だせばいいのに。」
「・・・。」
「で、こっちはどうなの。」
僕は目を凝らして、得点を見ようと思ったけど、眼鏡をかけていないから得点がいくつなのかわからない。
「今は7点差で勝ってるよ。」
へぇ。そうなんだ。ちょっと点差ひらきすぎではないんですか。
「・・・。」
「そう。じゃあ、俺はまた高槻のほう見てくるから、こっちも見ててね。」
そう言って今治は去っていった。
「・・・なぁ、草津。テストどうだった。」
「テスト。ああ。ほとんどできたと思ってる。まぁ、大して心配する今日かは各種運賃だけだろうな・・・。あれはちょっとだけわからないのがあったからなぁ。はぁ。管理者受けるのにあれが分からないじゃ話にならないけどなぁ。」
「・・・。」
「そう言う永島はどうだったんだよ。」
「えっ。うん。僕が心配するのは各種運賃と、JR運賃だけかなぁ・・・。出来れば全部A評定に入ってほしいけど、たしてそうも思ってないなぁ・・・。」
「・・・。満点いくって思える教科あるか。」
「草津は思ってるの。俺はそんなこと思ってないけど。」
「えっ。」
(なんだこの顔・・・。)
「テストって全部全力出せはそれでいいじゃん。満点とかそういうことは全力の賜物なだけで今どうこう言う必要はどこにもない。」
(・・・確か、こいつ夏休みに入る前の国語のテスト。俺(92点)と2点差(90点)だったよなぁ。しかも、その日になるまでずっと勉強しなかったんだよなぁ・・・。)
「満点だそうと思わない。満点は全力が出しただけだから、何とも思わないけど。でも、うれしいことには変わりないけどね。」
「・・・。」
「そう言えば、今日の新幹線で出た電略だけど、あれ全部できた。」
「あれかぁ。新下関をシモで書いたんだけど、あれが微妙だな。」
「・・・あれってどういう順番だったんだろう・・・。」
僕はそう言いながら、カバンの中から新幹線入門のファイルを取り出した。草津はそれを横から覗き込んだ。
「東京、品川、新横浜、小田原、熱海、三島、新富士、静岡、掛川、浜松、豊橋、三河安城、名古屋、岐阜羽島、米原、京都、新大阪、新神戸、西明石、姫路、相生、岡山、新倉敷、福山、新尾道、三原、東広島、広島、新岩国、徳山、新山口、厚狭、新下関、小倉、博多・・・。うわぁ・・・小倉って怒ってればいいのかよ・・・。推理まけた。」
「・・・。推理って。お前これ全部勘で解いたのか。」
「いや、お昼の時にちょっとだけ千葉と平百合で復習はしたんだけど、新下関とか小倉とかやってなかったから。でも、だいたいこれが入るんじゃないかっていう感じで解いていったんだけどねぇ・・・。まぁ、それだけじゃああれだよなぁ・・・。」
(またこいつ今日の直前まで勉強してなかったんだ。)
「安全輸送はどうだったんだよ。」
「安全輸送。ああ。あの列車とはっていう説明が何とも。それ以外はたぶん大丈夫だとは思うけど、期待してない。」
「あれかぁ・・・。あれ答えみてみたけど、停車場外を走らせるために組成されたものって書けばいいんだと。」
「えっ。あっ。やっちゃった。・・・停車場外って。まずその言葉でてくるかよ。」
「・・・。」
「お前さぁ、まさかとは思うけど、安全輸送も直前まで勉強してなかったのか。」
「ああいうものは直前に覚えて、一気に行くぐらいがいいね。」
「・・・。」
結局後はバレーの試合を見ているよりも、テストの答え合わせという感じになってしまって。草津は自信がないのはほとんどないと言っていたから、僕は草津には勝てないということが半分確定したと思った。まぁ、それぐらいでもいいと思うけど。入学式で表彰されないぐらいに頑張るのが一番僕としてはいい。
21時。練習が終わって、萌たちは体育館の床のモップがけをしている。片づけが終わったころを見計らって、下に行って、体育館の出口のところに来ていた。
「ナガシィ。」
そう言う声がしたと思ったら、後ろから結構な力がかかった。
「萌。飛びついてくるな。」
「やほぉ。お待たせ。帰ろうか。」
僕たちは草津たちにお疲れ様を言って別れ、先に御堂筋線のなんばに来ていた。しかし、僕たちが駅に着いた時には千里中央先着の10系がちょうど発車し始めたところだったので、その次の千里中央行きを待っていた。その間にまたも草津たち千里中央方面に帰る人たちと合流した。
「帰りは30000でも来ないかなぁ・・・。」
「そんな都合よく来るわけないだろ。」
「分かんないぜ。永島。お前先発の千里中央行きみてるんだよなぁ。何系の何Fだった。」
「えっ。10系だった。マルハンのやつ。」
「・・・12Fかぁ・・・。」
「今日確か12Fの次が30000じゃなかったか。千里中央で「POLESTAR」の第6に乗ったとき反対側にいたのが12Fだったし、桃山台に行く間ですれ違ったのが30000だから。」
「えっ。じゃあ、次30000だったりしちゃう。」
「まぁ、そうだろうな。」
草津の言ったとおり、次に来た千里中央行きは御堂筋線に一本だけ配置されている30000系だった。これに乗れるのは今は難しいけど、これがだんだんと御堂筋線に投入されていくのかなぁ・・・。乗り込んだのはいいけど、さすが大阪。この時間になっても混んでいる。萌は座りたいのはやまやまだけど、梅田までまたなければなぁ・・・。でも、梅田を過ぎてもなかなかあかない。新大阪でやっと吊り革を持った乗客がなくなり始め、席に座れる状態になったのは江坂に来てからだった。結局あと一区間しかないので、萌も座るのをあきらめて、そのまま立っていた。
「緑地公園、緑地公園です。降り口は左側です。」
電子音のアナウンスが流れて、白い蛍光灯に照らされたタイルのホームが目の前に入ってくる。
「じゃあ。お疲れ様。」
「あっ。お疲れ様。」
「お疲れ様。」
「また月曜な。」
「うん。」
ちょっと挨拶をかわして、僕たちは開いた30000系のドアから降り、発車までの間をちょっとだけ待った。
「よし。ナガシィ家まで私をおんぶしてって。」
「・・・自分で歩いてくれよ。」
「少しはいいじゃん。」
「・・・力ないよ。萌でも持ち上げられないと思うよ。」
「明日思いっ切りくすぐってあげるからね。」
「やめてくれ。」
30000系が発車した後ホームでちょっとそう言うやり取りをして、改札口に向かった。
「なぁ、高槻。俺。永島の裏の顔を見た気がする。」
「えっ。」
あの全力っていった時に見せた。あの目を細めて、口元だけ異様に笑った顔は・・・。
週2投稿は今回が最終です。次からは月曜投稿に変更いたします。
これから先も永島光作品をよろしくお願い申し上げます。
鉄道会社には駅にカタカナ2文字で電略というものが設定されています。今回の本編に登場した「トウ」、「シナ」、「シヨ」、「ナコ」、「キト」、「シオ」、「シヘ」、「オカ」、「ヒロ」、「コラ」、「ハカ」がそれに該当します。電略の基本は濁点半濁点を用いないということが基本です。




