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アルカナ
立ち込める霧は深く 木々を掻き分け辿り着く最奥の神秘
夢と現の狭間で奇跡は起きる
導かれし予言の間 授かる言葉にざわめく森よ 今は眠れ
胸に突き立てた誓いの剣も
君なら容易く引き抜いてしまうのだろうか
奇を衒え 何でも思い通りになどしてやるものか
悠然と佇む冷徹な背に僕の声が届くまでは
迷い込んだ遺言の間 無念の思いを受け取る 白き夢を舐れ
胸を突き刺した願いの矢が語り掛ける
未来を諦めないための過去だと
不意を討て 形振り構ってはいられない 今に懸けろ
超然と構えた漆黒の眼と向き合う日が来るまでは
胸に隠したい思いを誰もが秘めている
深遠なる秘密の謎を解き明かす瞬間
図らずも僕らは理解し合える存在となる
挑戦し続ける限り可能性は残されているから
僕は奇跡を信じている 僕らの軌跡を信じている




