表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
幻奏楽団キリギリス  作者: 語部 もどき
305/834

玉響

響く音 ゆらゆら揺れて光を放つ 君の声 きらきら瞬いて弾ける


少しだけ あと少しだけこのままこの歌を聴いていたい

夢の中へと誘われて


この時間が永遠に続けばいいと思うのに

残酷に時を刻む三本の針 僕らの鼓動と重なったその旋律は

あまりに美しくてまるで君の涙に花を添えるかのように



悔しいな 震える肩を見つめるだけ

僕の腕 君を抱き締められなくて


少しだけ あと少しだけ僕にもこの歌を口ずさめたら…

帰る場所へと手を引かれて


孤独に震える君がすべてをかけて紡ぐ命の言葉に

終止符を打つ十二時の鐘 僕らの鼓動が重なって一つになった

その唇にそっと まるで君の胸に花を咲かすかのように



僕らの輝きはちっぽけで淡い でも絶対に消えないから


温もりと引き換えに僕は誓う 君を忘れない

散り際の刹那が微笑みを湛える

僕らの鼓動を重ねて君と過ごした思い出を焼き付ける

そして君の道が花に囲まれるように僕は祈る 最後まで

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ