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狂気との葛藤

眠れない苦しみ。分かち合えるなら。

毎晩毎晩眠れない。


睡眠導入剤を七錠も飲んでいるのに、眠れない。


そして、赤子の夜泣きで目を醒ます。


私の中の狂気が目を醒ます。


私の家には精神薬が沢山ある。


精神安定剤。睡眠導入剤。


症状が変われば薬も変わる。


薬が変われば薬は余る。


余った薬は置いたまま。


手の届くところに。


『一度に全て飲めば』


馬鹿な狂気が誘い込む。


以前に何度も経験した。


薬物依存と健忘症。


『でも、もしかしたら』


そんな訳はない。


それで死ねるなら医師は薬を与薬しない。


それでも私の頭は葛藤する。


『死にたい』


逃げだ。完全なる現実逃避だ。


死ねば全てが終わるのか。


死ねば全てが終結するのか。


だいたいODの死亡率は低すぎる。


基本、嘔吐により気管が詰まっての窒息死。


首吊りしても窒息死。


ODしても窒息死。


水の中でも窒息死。


どうせ猿頭では窒息死しか出来ない。


二酸化炭素中毒死?


練炭でもやるか?


どこで? いつ?


無理に決まってる。


混ぜたら危険毒ガス死?


自分一人で終わるのか?


周りへの影響は?


近所の住民が体調不良を訴えたらどうなる?


私は死ぬ。


家族は迷惑を被る。


飛び降り?


どこから?


頭を下にして。


生き残ったら生き地獄。



精神障害なんてなってみなけりゃわからない。


『死にたい』


『生きたい』


『死ねない』


『生きていたい』


毎日ただただ葛藤の連続。


心理療法士は言う。


「まだ、退院出来る精神状態ではありませんよ」


わかってる。


でも、閉じ込められた空間は嫌だ。


主治医は言う。


「退院して、悪化するようなら再入院」だと。


知ってる。


だから受診時には演技する。


砕けた心は再構築が難しい。


壊れた心のダム。


ストレスを溜め込むためのダム。


水漏れしまくり。


ダムとしての役目果たしていない。


昼間は元気。


のつもり。


違うらしいけど。


もうしんどい。


寝れないこと。


いろいろと考えること。


タバコは禁煙中止。


これも逃げ。


人生逃げてばかり。


自分に向き合って、《生きること》《生きていくこと》考えても、自分自身から目を背けている。


疲れているのは私だけではない。


妻も。


子供達も。


両親も。


妻の両親も。


皆、私に振り回されている。


それでも思う。


『自分の人生に終止符を打ちたい』と。


完全なる負け組。


人生の負け組。


生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて。


そう切に願う。


そんな真逆の感情。


死する事も苦。


生きる事も苦。


同じ苦なら生きてみろ!


そう自分に言い聞かせてみる。


でも、赤子の夜泣きで狂気は目を醒ます。


『ほら、そこに出口が』と。


私自身、自分自身をよくわかっていない。


『これは出口じゃなくて、逃げ道なんだ!』


そう言い切れない私。


それでも私は生きている。


愚者かもしれないが生きている。


いつか日の当たる場所を歩くために。


その日までずっと。


自身の狂気と戦いながら。


いつか。


日の当たる世界に。


それがもし、ただの平凡な日常だとしても。


生きていくことの素晴らしさを誰かに伝える為に。


今は。


愚者でも狂者でもいいから。


生きて。


それだけを心に描いて。


私は詩を詠み続ける。


どうせ死ぬなら、何か一つ。


残しても。


罰は当たらないよな。











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