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待つ時間  作者: ゆら。


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13/16

なんで安心するんだろう?


昼休み。


教室。


テスト返却。


クラスメイトM。


答案。


見る。


クラスメイトM

「終わった」


友達

「何点?」


クラスメイトM

「五十八」


友達

「俺五十六」


少し間。


クラスメイトM

「助かった」


友達

「何が?」


クラスメイトM

「一人じゃなかった」


二人、笑う。


早瀬

「……」


水城

「何?」


早瀬

「点数変わってないよな」


水城

「変わってない」


早瀬

「なのに安心してた」


水城

「してたね」


早瀬

「なんで?」


ーーー


帰り道。


歩く。


早瀬

「人って」


少し間。


早瀬

「一人じゃないだけで」


早瀬

「安心するのかな」


水城、少し考える。


水城

「あるかも」


早瀬

「点数悪いままなのに」


水城、少し笑う。


水城

「悪いのは変わらない」


少し間。


水城

「でも」


水城

「一人じゃなくなる」


早瀬

「それだけでも」


少し間。


早瀬

「やっぱり違うんだな」


水城

「そうだね」


夕焼け。


二人。


並んで歩いていく。


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