3話 帰り道
田舎の高校に通う元気いっぱいの女子高生、加藤葵。
キラキラした高校生活を夢見ていたのに、現実はエアコンもろくに効かない田舎高校だった!
しかもそこには、顔はいいのにやたらとからかってくるムカつく幼なじみ・海がいて――。
実は海は昔から葵のことが好きなのだが、当の葵はまったく気づかない超鈍感。
からかい上手な幼なじみ海と、振り回される元気女子葵の ちょっとドタバタで甘酸っぱい青春ラブコメ!
ーあらすじー
【前回のあらすじ】
田舎の高校に通う葵は、毎日のように幼なじみの海にからかわれていた。
写真部の部室から弓道場にいる海を見つけた葵は、口パクで海にからかわれ大激怒!
しかし海は、そんな葵のことを昔からずっと好きで―
当の葵は、その気持ちにまったく気づいていなかった。
葵・・・この物語での元気いっぱいな女主人公。海の行動に日々悩まされている。
海・・・この物語での男主人公。どうやら葵に片思い中なよう…?顔がいいらしい
雪・・・葵の親友でちょっとおっとりした女の子。葵とは同じ部活に属していてとても仲がいい。
中村・・・海の友達でノリが良くて海と同じ道部に所属している。
「もー!ほんとに海ってばムカつく!人のことおちょくんないと気が済まないのかしら!!」
「はいはい笑」
学校から出た私は、雪と一緒に帰りながら今日あったことを話していた。
「おっ!」
「ゲッ」
海と中村だ。最悪!こんなタイミングで会うなんて…!
「こんにちは、おばかさん。俺がなんだって?」
と、意地悪そうにニヤつきながら言う。
わかってるくせに!!
「なんでもないですよーだ」
「ほんとにぃ?」
「ほんとに!!!」
やっぱり海はムカつく!!
「なーなー、ここで会ったのもなんかの運だし一緒に帰ろうぜー」
「いいじゃない。一緒に帰りましょ」
中村に雪まで!!
なんで私がコイツと一緒に帰らなきゃいけないのよー!!!
「なぁに難しい顔してるの、おばかさん」
うっ、近い…
「俺と帰るのやなの?」
海がうるうるした目で私を見る。そんなの反則だ!!
「やじゃ…ないけど…」
「葵もいいって言ってるし、じゃ帰るかー」
くそおおおおおお!!
負けた…気がする…だってあれは反則でしょ!!
「海、顔はいいもんね。どんまい」
うぅぅぅぅ認めたくない…
けど雪の言うとおりだ。
海は昔から顔だけは良くて、私によく海宛のラブレターを渡されていた。
今の時代にラブレターって!
直接渡しなさいよ!とも思うけど、それくらいモテるん…だと思う。
あれの何がいいのやら!
いじわるだし、ばかだし、あほだし……
対する私は恋愛経験ゼロ!!!
告白なんてもってのほか!
いっつも勘違いして自爆するばかり!!
くっそぉ!!
私もイケメンで!優しくて!頭のいいハイスペ男子捕まえてやるんだからー!!!!
「……」
「海、何ボサっとしてんだー?」
「なんでもない、今行く」
一瞬見えた海の顔は、なんだかいつもより寂しそうに見えた。
どうだったでしょうか(´・ ・`)
1話、2話に続き、物語を書くのは今回が初めてなので不慣れなところもあると思いますが、楽しんでいただけたら嬉しいです!
感想やお気に入りにしていただけたら、もうほんとに夜中走り回って喜びます…!
感想お待ちしています!!!
次回も読んでいただけたら嬉しいです!




