繚華の龍戦師 Ⅰ
広大なクヨービ平野にあるラクフセバイン王国。第二次魔神大戦に伴う動乱を制して成立したサフィーナ朝は、以来二百優余年続き、王国はいくつかの内乱と対外戦争を除けばおおむね平和であった。
だが各地で、古話にのみ記憶される魍魎が姿を現したとの噂が徐々に流れるようになる。王都の祠に封印されし魔神の封印が解け始めたため、その眷属が蠢動を開始したのだ。
乱世が来る。この国の宿痾である魔神の封印には、王国を揺さぶる動乱がつきものである。
これはその乱世――後の世に言う第三次魔神大戦――を、あるいは生き延びようともがき、あるいは鎮めようと奮戦し、あるいは利用して成り上がろうと画策する人々の戦記。この世界を守護するイラストリアの神々が創造した真龍とその選びし龍戦師。彼ら彼女らを核にした人々の、ときに血を流し、ときに汗を掻き、ときに涙し、まれに笑う、そんな物語。
※拙作『唯能の魔王と角飾りの少女』 http://ncode.syosetu.com/n6584cn/
を前史とした戦記物寄りのハイ・ファンタジーです。あちらを読まなくても支障はありませんが、出てくる人名や名称への理解が深まることと思いますので、よろしければご一読ください。
※本作の登場人物紹介ページ『繚華の人名録 第Ⅰ版』
http://ncode.syosetu.com/n3766dh/
がございます。別画面ででも開いておいて、「こいつ誰だっけ?」という時にお使いください。
※2017.01.28 第4章冒頭に会話追加
だが各地で、古話にのみ記憶される魍魎が姿を現したとの噂が徐々に流れるようになる。王都の祠に封印されし魔神の封印が解け始めたため、その眷属が蠢動を開始したのだ。
乱世が来る。この国の宿痾である魔神の封印には、王国を揺さぶる動乱がつきものである。
これはその乱世――後の世に言う第三次魔神大戦――を、あるいは生き延びようともがき、あるいは鎮めようと奮戦し、あるいは利用して成り上がろうと画策する人々の戦記。この世界を守護するイラストリアの神々が創造した真龍とその選びし龍戦師。彼ら彼女らを核にした人々の、ときに血を流し、ときに汗を掻き、ときに涙し、まれに笑う、そんな物語。
※拙作『唯能の魔王と角飾りの少女』 http://ncode.syosetu.com/n6584cn/
を前史とした戦記物寄りのハイ・ファンタジーです。あちらを読まなくても支障はありませんが、出てくる人名や名称への理解が深まることと思いますので、よろしければご一読ください。
※本作の登場人物紹介ページ『繚華の人名録 第Ⅰ版』
http://ncode.syosetu.com/n3766dh/
がございます。別画面ででも開いておいて、「こいつ誰だっけ?」という時にお使いください。
※2017.01.28 第4章冒頭に会話追加
序章 始まりの眼
2016/05/13 20:00
(改)
第1章 来訪者
2016/05/14 20:00
(改)
第2章 魔神大戦前夜譚
2016/05/15 20:00
(改)
第3章 武術学校の午後
2016/05/16 20:00
(改)
第4章 初陣
2016/05/17 20:00
(改)
第5章 覚悟という名の
2016/05/18 20:00
(改)
第6章 仕合、開始!
2016/05/19 20:00
(改)
第7章 夢の帰るところ(前篇)
2016/05/20 20:00
(改)
第8章 夢の帰るところ(後篇)
2016/05/21 20:00
(改)
第9章 真龍と龍戦師
2016/05/22 20:00
(改)
第10章 出立は涙とともに
2016/05/23 20:00
(改)
第11章 血と煙にむせぶ、この虚ろな世界を
2016/05/24 20:00
(改)
第12章 失われない仲間を求めて
2016/05/25 20:00
(改)