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〜精霊魔法を極めたい俺は、世界で一番の危険地帯で生活する〜  作者: アクトの透明なパレット


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契約

悟はまず周りの確認をした、変わっているところを探したのだ。


まずは体が小さく……10代前半くらいだろうか?髪の毛は金髪なのだがところどころ黒い髪が混ざっている。これは憶測だが転生した時に記憶と一緒に所々混ざっているのだろう。


だからだろうか、体に違和感がない。


そしてもうひとつ、体が軽い、そして目に力を入れると自分の体にオーラ?のようなものがある。


エリザベートに聞いたのだがとても驚かれた。どうやら特殊な目を持っているらしい、「魔眼」色々な種類があるがどれかは分からないと言われた。


だがひとつ言えるのは魔力が見えているらしい、精霊には元々見えるものなのだが人間には滅多に居ないらしい。


オーラが心臓らへんがいちばん強く、心臓から離れてる場所は薄く、これが魔力、なのだろう。


そこで悟は気になった、魔法が使えるのでは、と。


「エリザベートさん!俺は魔法が使えるんですかね?」


「使えるわよ〜でも、私には教えられないかな」


詳しく聞くと、魔法は詠唱が必要なのだが詠唱する発音が精霊にはできないらしいだから教えられないと。


その代わりに精霊が使える精霊術を教えてくれるらしい。


だがひとつ契約には問題があるらしい。


「精霊術はね、契約者の生命力や魔力の源となる人間に流れてる人の神の血と精霊の血を混ぜることが必要なの」


それを聞いて何が問題なのかと思ったが詳しく聞くと、血が混ざる過程で魔法を使えなくなるとの事。


まあ魔法が使えなくなるのは残念だが、精霊術も魔法みたいなものだと言うことなので、問題は無いだろう。


そう言ってエリザベートは自分の手を針で刺し血を一滴、悟に飲ませた。


その瞬間心臓が強くオーラで光っていたのが周りに均等に行き渡った。


そうして精霊術を教えて貰うことになった。だがまずは休めと言われた、倒れていたのだから何も食べてないだろうと。


ちょうどその時にお腹の音がなった、エリザベートは優しく笑ってご飯を用意してくれた。


「お肉とかはないけど……野菜とか果物とかはいっぱいあるからね!」


そうしてご飯を食べて休んだ次の日の朝に精霊術を教えてもらった。


まずは簡単なものかららしい。


「ガウガ・ネクト」


そうエリザベート、エリザと呼ばせてもらおう。エリザが言った瞬間にまわりに水が発生し飛び回った。


これが水の精霊術「ガウガ・ネクト」自分の周りに水球を生成し、それを弾丸のように飛ばしたり、炎系の攻撃を防ぐものらしい。


悟は早速試してみた。


「ガウガ・ネクト」


そう言った瞬間エリザと比べると小さいが水球が生成できた。小さい理由はまあ精霊の方が精霊術の適性が高いから人間にしてはでかいらしい。


精霊はオーラをコントロールするのが上手く、手にオーラを集中することで威力をあげることもできたり、簡単なものだと手を振るだけで炎の玉を飛ばすことなどもできるらしい。


「精霊術は本当は詠唱は必要ないの、でもね最初のうちは詠唱をすると神様の力を借りて、術を発動しやすくなるのが魔術や精霊術の共通点ね」


「じゃあ、魔術と精霊術の違う点はどこですか?例えば精霊術の方が使いやすそうな感じなので魔術は縛り、があるとか」


エリザはニコッとしながら少し不思議そうに言った。


「君は……ほんとに賢いね、そう、精霊術はね道具無しで使えて、追加効果?を付与できるみたいなこと聞いたことあるわ! 魔術はなにかに魔法陣などを元々書いておくことが多いの、なぜだかわかる?」


悟は少し考え、すぐにこう言った


「発動を早めるため……とかですか?」


「正解!魔法は元々人の神様が作ったものでそれを魔力の耐性が高いものに魔法陣や呪文を書いて魔力を通して使うの!」


話を聞くと魔術には段階がある階級、というものが

1から10まであり1が低く10が高くそんな感じらしい。


それよりも気になったことがひとつ、追加効果だ。


「エリザさん?追加効果についてはあまり知らなそうですが、どんな効果があるんですか?」


そう聞くとエリザは少し懐かしそうに答えた、どうやら世界には100年に1度、勇者が4人同時に誕生するらしい。


どこか異界の地からやってきて、世界を脅かす亜神死神から世界を守るためのものらしい。


「そうね〜、勇者様は確か、魔改造?とか言ってた気がするわね〜勇者様の詠唱は特殊だったもの」


とエリザは言った。悟は考えた、ん?待て待て魔改造?そんなん日本……地球で聞いたことあるし……もしや、勇者は地球から来た人間、なのでは?と。


悟はエリザに聞いたことを試してみようと、とある言葉を試しみた。


「水球」


その瞬間、エリザよりでかい水球が生成されたがオーラがガクンとなくなり、酷い喪失感が襲ってきた、そのまま悟は倒れ意識を失った。意識が遠のく中でエリザがなにか言っているのが聞こえた気がしたが……。


そうして悟の精霊術の指導、1日目は終了した。


その三日後、悟は目を覚ました。


「あ〜れ?俺何してたんだっけ?確か術の使い方を教えて貰っていたような…………」


そうしたらエリザが外から帰って来て、悟が起き上がったのを見て、泣きながら抱きついてきた。


「勇者様ーーーー!!!!!」


エリザは泣きながら悟に抱きつき、やっと会えた、と何度も言って泣いていた。


悟は抱きつかれながら真剣に考えた、俺は勇者なのか?と。


「なあ、エリザ俺は勇者なのか?」


エリザは泣き止んで何度も頷いてそうです!と言っていた、だがひとつ不思議そうにしていた。


「サトル様は、自然覚醒ではないとして。何覚醒の勇者様なんでしょう?」


まーた分からんことが増えた、そう思いながらどんどん聞いていくと、勇者には覚醒方法があるらしい。


今までの歴史で確認されているのは4つ、【自然覚醒】

【条件覚醒】【代償覚醒】【復活覚醒】などがあるそうだ、自然がいちばん弱く、順番に条件、代償、復活、とあるそうだ。


「私は、条件覚醒だと思うのですが……でも……」


自然覚醒は、生まれつき右目か左目、または両眼に魔法陣がある、魔眼者と呼ばれるらしい。


条件覚醒は、一定の条件を満たすことで髪の色が金髪になり、光を操る勇者、四星者。


代償覚醒は、感情がほとんどなくなり、神からのお告げがある時だけ動く勇者、神聖者。


復活覚醒は、1度死ぬとその記憶を引き継いだまま、幼くとも、歳をとっていたとしても人間の全盛期、20代くらいの姿で復活する勇者、天命者の4つらしい


悟はそれを聞いて、3つの条件に少しだけあっていると思った。


魔眼は持っているが魔法陣はない、髪の毛が金髪だが完全な金髪ではない、記憶を引き継いでいるが、20代ほどではない、当てはまるようで当てはまらないものが多いのだ。


だが不思議に思ったことが2つ、1つ目は代償覚醒にだけ全く当てはまってないこと、2つ目はなぜ勇者の特徴が自分には混ざったようになって生まれたか、だ。


「エリザ」


「はい!なんでしょう勇者様!」


「とりあえず勇者様はやめてくれ、せめてサトル、サトルくん、とかがいいな」


「了解しました!サトル様ですね!」


ちょっと違うんだが…………まあいいかと思って悟はもうひとつ気づいたことがあった。


「なあ、エリザは俺のオーラが減っていることに気づいたか?」


エリザが不思議そうに首を傾け、え?そうでしょうか?と言っていた。


悟はまだまだ調べていく必要がありそうだ、と思いエリザに精霊術を学びながら自分で自分の置かれている状況を把握していこうと考えた。


「サトル様!お腹すいてませんか?ご飯食べてないですよね?」


そういえば3日も何も食べていないのにあまり空腹ではないのだ、これもなにか関係してそうだが……とか考えながら悟は、じゃあご飯を頂こうかな?と言った。


そうして悟の日々は続いいく、悟はワクワクが止まらずに今すぐ色々試そうと考えながら夜まで自分のことを考え、考えつかれて寝ることにした、そうして悟の異世界生活7日目は終わった。












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