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-79- 外見(がいけん)

 正月休みが終わり、屠蘇とそ気分でグデェ~ンとしていた枯居かれいにも、出勤が明日あすせまっていた。明日からの出勤だという前日にもかかわらず、妙にテンションが上がった枯居は、何の目的もなくフラリと街頭へ出た。そこでバッタリ! と出合ったのは、故郷の幼馴染おさななじみ、平目ひらめだった。

「おおっ! 平目じゃないかっ!」

「枯居かっ! 久しぶりだなっ! こんなとこで出会うとは…」

 二人の外見は対象的で、枯居は普段着とサンダルきで飛び出したものだから貧相な格好だったが、平目は高級スーツ、高級靴に身をやつしていた。枯居は内心で、『こいつも、かなり出世したなっ!』と思った。逆に平目は、『こいつも、俺と同じ、鳴かず飛ばずか…』と思った。ところが事実は逆転していたのである。明日に出勤が迫っていたとはいえ、枯居は会社の重役だったから自動車のお出迎えで、平目は明日から土木作業の現場が待っていたのだ。

 人は外見で判断できない・・という話だが、外見は美女、イケメンの方がいいのは逆転しない事実ではある。


                   完

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