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やったれ魔法少女  作者: 千園参
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まぁ今日は怪獣はいいだろぉ

皆さんこんにちは、思いのほか物語の核心をつかない回の人気がないことにショックを隠し切れない作者です(笑)

しかし、人気がなくともそういう回を挟んでいかないとかなり早く本編が終わる可能性があるんですよね!だから、つまらなくともお付き合いください!それではよろしくお願いします!!

以前、俺は怪人から追われる松浦純花を助けた。しかし、少し不思議に思ったことがある。それは何故、松浦純花を意図的に狙ったのか。そして言葉を話す怪人。隣町で聞いた、人から怪人となった3人。そして何よりコウモリ男の言う、俺の最高傑作、その全てに何か関係があるのか。怪人は皆、人が変化したものなのか?だったら怪獣はなんなんだ?考えれば考えるほど、わからなくなった。


「どうしたぁ?藤崎ぃ難しい顔してぇ?」


担任の玉置照喜先生が廊下で声をかけてきた。紹介がかなり遅れたがこの玉置先生こそが以前から登場している俺や真央のあるクラスの担任である。気さくで生徒との距離感も近いため、玉置先生を信頼している生徒は多い。もちろん俺も信頼している。とてもいい先生なのだ。


「いえ、なんでもないです!先生それより怪我はもう大丈夫なんですか?」


「ん?あぁ!この通りぃ。元通りだぁ!お前らには心配かけちまったなぁ。だが、もう大丈夫だぁ!」


「ならよかったです!階段には気をつけてくださいね!」


俺はそう言って先生と別れた。だけど、俺はこの時まだ知らなかった先生が本当はどんな人なのか。


「これ階段じゃなくてぇ、お前につけられた傷だったんだけどなぁ。まぁいいやぁ」


先生は鼻歌を歌っていた。


放課後。俺は真央と共に下校しようとしていた。すると、玉置先生に声をかけられた。


「お前ら最近仲良いよなぁ?まさか付き合ってのかぁ?」


「先生からかわないでください!」


真央は何故か顔が赤くなる。まさか……。いやそんなことはないか。真央はあくまでも俺に情けをかけて仲良くしてくれているだけだ。勘違いしてはいけない。


「おぉそっかそっかぁ!気をつけて帰れよぉ!」


先生は笑顔で見送ってくれた。


「そろそろかぁ。まぁ今日は怪獣はいいだろぉ。変化ぇ!ムルシエラゴ!」


そう言うと、先生を黒い霧が包み、コウモリ男へと姿を変えた。


「さぁぁてぇ、仕事するかぁ」


その頃、俺は真央と別れ、1人家に向かって帰っていた。その時、ムルシエラゴが目の前に現れた。


「コウモリ男!」


「ようぅ!会いたかったぜぇ」


「俺は会いたくなかった」


「まぁそう言うなよぉ。今日はお前と遊んでやろうと思ってよぉ。それと俺はコウモリ男じゃなくて、ムルシエラゴなぁ。ちゃんと覚えといてくれよぉ」


「ムルシエラゴだと?」


「そうさぁ?かっこいいだろぉ?」


ちょっとだけかっこいいと思ってしまった。


「だが、今の俺はあんたより強い!いくぞ!大変身!!」


俺はいきなりスーパーブラスターピンクへと変身した。


「おうおう。いきなり本気ってかぁ。だが、この間のようにはいかないぜぇ」


「はぁぁぁぁ!!」


俺はムルシエラゴに全力で攻撃を繰り出していった。しかし、ムルシエラゴの言う通り、俺の攻撃はことごとく読まれていた。


「どういうことだ」


「だから、言ったろぉ?この前とは違うってぇ。この間は油断しただけだぁ。俺が本気を出せばお前がいくら強くなろうがあんまり関係ないのさぁ」


そう言ってムルシエラゴは反撃してきた。一つ一つの攻撃の威力が格段に上がっている。こいつ強すぎる。スーパーブラスターピンクとムルシエラゴは互角の戦いを繰り広げた。


「でも、やっぱりお前強いなぁ。これならあいつともいい感じに戦えるかもなぁ」


「あいつ?誰のことだ!」


「そのうちわかるさぁ!今日はこの辺でお開きにするかぁ!」


そう言うとムルシエラゴは力を溜め込み始めた。俺も全力の必殺技で迎え撃つ準備をした。


「シャドウファングゥ!」


「ハピネスボンバー!!」


互いの必殺技がぶつかる。ぶつかった衝撃で俺もムルシエラゴも吹き飛ばされてしまった。


「うわぁああ!!」


「ちぃい!本来の力が戻らないとダメだなぁ……」


ムルシエラゴの言う本来の力とは一体何なのか。


「俺は必ずこの世界を滅ぼすぅ。それを止めたければ、今よりもっと強くなれぇ。そして俺をもっと楽しませてくれぇ!」


「ふざけるな!次なんてない!ここでお前を倒す!」


「またなぁ!」


俺の言葉を無視して、ムルシエラゴは黒い霧と共に姿を消した。間違いない、あいつを倒せばこの戦いは終わるんだ。俺は今よりももっと強くなってこの戦いを終わらせてみせると心に決めたのだった。


「ふぅぅ!強がってみたものの、やっぱりブラスターピンクは想像以上に強くなってるなぁ。こりゃポイズンパープルとも互角に戦える日は近いなぁ。いいぜいいぜぇ!」


独り言を言いながら、ムルシエラゴは変化を解除し、玉置先生へと戻った。玉置先生に戻ったと言うべきなのか、玉置先生に化けているムルシエラゴと言うべきなのか、この時の俺たちはまだ何も知らなかった。倒すべき敵が自分の担任であることなんて。


「さぁてとぉ、そろそろ中間テストの内容考えていかないとなぁ。いやぁ俺って勤勉だなぁ」


次の日。


「おはようぅ!藤崎ぃ!」


「先生、おはようございます」


「お前たちもおはようぅ!今日も楽しくなりそうだなぁ!だから、お前らも楽しんでいけぇ!」


今回はコウモリ男の正体が判明する回でした。読者さんにはわかるようにかなりリードしていたので、あまり驚きはないですよね(笑)

ムルシエラゴの目的は何なのか、ちゃんと忘れずに書けるか心配になってきました。最近伏線をちゃんと回収できるようにメモ帳を作りました!多分これで大丈夫だと思います(笑)

なので、これからもよろしくお願いします!今回も読んでいただきありがとうございました!次回をお楽しみに!!

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