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あああああああ  作者: けろっぐ
第2部:最終試験!!
38/42

002

お気に入り登録&評価、ありがとうございます!

引き続き楽しんで読んでもらえるようにがんばります!


8/3:重ね掛けするスキルに抜けがあったので、追加。→<索敵><隠密>

 また、<強化><持久力><俊敏>を、<力強化(パワーアップ)><持久力強化(スタミナアップ)><俊敏強化(スピードアップ)>に修正

 ということで、私は一人大樹林の中を彷徨っています。



 まぁ、ただ彷徨っているんじゃなくて、ある程度の目星はついていての行動なんだけどね。





 ――さて、私の持っている技能……完全記憶(フルメモリ)呼出(セレクト)整列(オーダー)解析(アナライズ)仕様変更(カスタマイズ)創造(クリエイト)それぞれの熟練度が上がる事で、統合技能――つまりデータベースやエンジニアリングの熟練度もそれぞれ引き上げられ、今やこの二つはマイスタークラスになっている。



 ――不思議に思った? なんで統合技能の熟練度が上がるのか? って?



 実は、統合技能は個別の技能の熟練度を、そのまま引き継ぐことが出来るようにしているんだよね。


 なので、統合する技能数が多ければ多いほど、熟練度の合算値が増える。そして、その分熟練度のレベルが上がるペースが速くなる。まぁ、必要になる経験値もそれなりに増えるけど、合算した方がより速くレベルが上がるのは間違いない。


 そして統合した技能のどれか一つでも使っていれば、統合技能に含まれる技能は、劣化しないようにしている。以前も言ったと思うけど、技能は一度取得しても全く使わなければ劣化する。だから、劣化防止の為に統合技能にしたっていうのもある。せっかく上げた熟練度が下がるのは、もったいないしね。


 という事で、私の今の統合技能の熟練度はこうなっている。



●データベース:LV5

・完全記憶:LV4

・呼出:LV4

・整列:LV3


●エンジニアリング:LV5

・解析:LV4

・仕様変更:LV4

・創造:LV3



 さらに、統合技能のすごい所は、統合技能として個別のスキルを呼び出せば、その技能は統合技能の熟練度として発動できる所にある。つまり、個別で発動した時はLV3なのに、エンジニアリング経由で創造を発動すれば、LV5として使えるという訳。



 ただし、これにはデメリットもある。



 発動するためには、SPとMPが必要なんだよね。そう、私はMPが無いので、実質統合機能経由で技能を使うことは出来ない。なので、いくら統合技能の熟練度が上がっても、統合機能経由で個々の技能を発動する事は出来ないんだよね。残念。


 でもまぁ、使わない技能が劣化しないだけでもメリットはあると思う。なので、実はこの一月、色々新しい技能を作り出し、すべて系統別に統合技能としてまとめてあるんだよね。ふふふ、あの地獄の日々があればこその素晴らしい技能たちですよ。




 という事で、新しい技能をひっさげ、大樹林探索中です!



 まずは、目の前の森の適当な範囲に、<完全なる解析板(フルアナリシスボード)>からの派生スキル、<追跡(チェイサー)>の時間軸の範囲を一カ月にセットし、時間が若い順から残影が現れるように調整し、発動する。すると、空中に半透明な生き物の残影が蜃気楼のように次々と現れる。


 あとは、根気よく幻獣と思われる残影を根気よく探していくだけである。



 ――まぁ、ピンポイントで探せないは、追跡の熟練度がまだまだ足りないせいなんだけどね。もうちょっと上がれば絞り込みも出来るはずだから、せっかくだからこのチャンスにどんどん使って熟練度をあげておこう。





 そして、私は指定する時間軸を変えたり、検索対象範囲を何か所か変えてみたりと、一時間ほどウロウロした所で、やっとアタリがきた。



 三週間ほど前にこの辺りを通過した、身丈二メートル以上はありそうな獣らしき残影を発見したのだ。


 黄金色の長い毛が全身を覆う、長毛のシープドック系に近い姿。ただ、普通の犬とは異なり、口元の上あごから伸びる牙は長く、およそ三十センチはありそうだ。そして、その牙は先端に向かうにつれ、細く鋭く尖っている。いわゆるサーベルタイガーの犬版っぽい感じに見える。決定的に犬と違うのは、その大きな顔には、左右に一つづつ、額にもう一つ、計三つの銀色の眼がらんらんと輝いている。そして、足は右と左で三本づつ、計六本生えていた。


 

 ――うーん。どうしよう。幻獣なのか、魔獣なのか判断がつかないなぁ……。でもせっかく見つけたんだし、試しに追跡してみるか。



 せっかく見つけた第一号の生物なので、追いかけてみる事にする。<追跡(チェイサー)>をこの生物をターゲットとする追跡モードに切り替え、発動し直す。すると、目の前に赤い矢印がふわん、と浮き上がり、ターゲットがいるであろう方向を示す。――ちなみに、このモードは探したい相手が今いる場所ではなく、過去の足跡を追いかけるだけなので、同じところをグルグル回る可能性もある。まぁ、狩人とかも獣の足跡とかを調べて、追って、ハントする事もあるので、それの進化版だと思ってもらえればいいかな?


 そして<索敵(サーチ・エネミー)>を私を中心にした、半径100メートルの円で発動。――この技能は、『セ○イ○メラ』を参考に(イメージして)カスタマイズしているので、何らかの生命体が索敵の半径内に入ってきた場合、即座に付加情報が書かれたタグ――漫画の吹き出しみたいなものに、相手までの距離と危険度――が、相手がいる方向に表示される。


 あわせて<隠密(スパイ)>も発動し、相手に私の存在を極力悟られないように私の存在感を出来るだけ薄くする。――この技能のイメージは、ずばり『忍者』!! ふふ、今の私なら、誰にも気づかれずにどこにだって忍び込めますよ!?


 ――まぁ、ここまですれば、下手に獣や魔獣に出会う事無く、探索出来るって事を言いたかっただけです。はい。――間違ってもこの技能を使って、ストーカー行為や痴女行為なんかしないからね!? 信じて!!




 こほん。話が横にずれっちゃったけど、最後に私自身に<力強化(パワーアップ)><持久力強化(スタミナアップ)><俊敏強化(スピードアップ)>の技能を連続して発動し、総合的な身体能力値をアップさせる。――これで、索敵で避けられなかった獣や魔獣に出会ったとしても、身体機能がアップしているから、逃げ切れるようになっているはず!


 

 ――まぁ、逃げ切れないようであれば、最悪戦わないといけなくなるかもしれないけどね……。それは本当に最終手段にしたいなぁ。

 

 




 トントン、と軽くジャンプした後、軽く腕と足を回し、走る準備をする。



 この一月、部屋の中に篭って、使えそうな技能を色々想像しながら作り上げた。そして、熟練度を上げる為、作る傍から技能を並行発動し、熟練度もそれなりに上げた。




 その、一月の成果が、今やっと試せる! ちょっとワクワクしてきたよ!!






 さて、黄金のわんちゃんと、追っかけっこを始めますか!

◎技能の熟練度LVの目安

 LV1:初心者。一定期間頑張ればこのレベル!

 LV2:中堅。まだまだ頑張れ!三流程度の腕前

 LV3:ベテラン。ここまで来て一人前!二流程度の腕前。

 LV4:マスター。一流と呼べる域。

 LV5:マイスター。ここまで到達するのは至難の業。超一流の名は伊達じゃない。


※技能によって、必要な熟練度の経験値は異なります。技能の技術が難しいほど、経験値は多く必要になります

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