10 ④⑤の代わりにって必要?
ちょっと短いです
なんだか騙された感じで視察の案内終了。
もうね、これで終わりでいいじゃん、だってトビアス伯爵次男は先生につかまったし、
フランツの野郎はなんだかブツブツ言いながら床をつついてるし。
他3名もなんかぐったりしてる。
私もお腹すいたし・・・。
「さて、次の課題だが」
げ、やんのか?やめよーよ、てか、やめれ。
「参加する意思のある者はいるか?」
クロード様が尋ねると、4人そろって首を横に振っている。
だよね~、うんうん、もう疲れたんだってば。
「そうか、殿下どうしますか?」
え?そこで悪魔に話振る?
やめるって言え~、終わりって言え~。
「このまま終わるのもなんだかつまらないしな・・・。
そうだ、せっかくだからゴウゼルに護身術でも教えてもらうのはどうかな?」
どうかな?じゃねぇ、嫌に決まっとる。
なんでこいつはしょうもない事を思いつくんだよ。
ゴウゼル様と言えば騎士団長嫡男、良くも悪くも脳筋野郎だ。
おはようからお休みまでず~っと身体を鍛えている。
生徒会室なんか椅子に座らないんだよ?
空気椅子っての?椅子無いのに椅子に座った姿勢で作業してんだよ?
ちなみにペンはおもりが入っているそうで、持ち上げることがやっとで字なんか書けるわけない。
そんな奴の護身術なんて、死ぬ、絶対死ぬ。
「いいですねぇ」
はっ!ゴウゼル様が手をポキポキならしてる・・・。
良くない、全然よくない!
「さ、セリ行くぞ!」
嫌だよぅ、行きたくないようぅ、なんでがっつり肩掴むんだよ~。
行きたくない私の肩を掴み、ゴウゼル様は引きずっていく。
残された挑戦者たちはそんな姿に驚いたように見ていたが、クロード様たちに促されて後ろをついてくる。
あぁ、もう明日は朝日を拝めないだろう。
筋肉痛で・・・。




