混乱するでしょう
ああ、カレーキツイ。
昨日は遅くまで帰して貰えなかったし…。
ナナムの世話をしていたらマーカス小隊長が来た。
「この間はすまんな。」
マーカス小隊長が言った。
昨日の飲み会でも来て散々言われてたじゃないですか、アルス隊長に。
「大丈夫ですから。」
私は言った。
「……お前、婚約してるそうだな。」
マーカス小隊長が言った。
「ええ、まあ。」
私は言った。
ラハヤさんの腕の中を思い出して
ちょっとうっとりした。
怪我したときも駆けつけてくれて
湿布貼ってくれたりしたんです。
「ふーん、二人の男を翻弄する、悪女って言うのは本当か?」
マーカス小隊長が言った。
ええ?カイエラさんは一方てきにですよ。
「私の婚約者はら、ウセーファさんだけです。」
私は言った。
ラハヤさんの腕の中は安心なんです。
カイエラさんに抱かれたらまず、むさぼりつくされるに決まってます。
「ウェルピーナ家に婚約成立を邪魔されてるそうだな。」
マーカス小隊長が言った。
なんでそれ知ってるの?
お祖父ちゃんはあんまり妨害あるなら
日本で買ったほうがいいんじゃないって
いってた。
「ハア、そうですね。」
私は言った。
「ウェルピーナ家は思い上がってるな、全く。」
マーカス小隊長が言った。
なんか雰囲気が怖い。
この話題から離れたい。
「マーカス小隊長は好きな人とかいないんですか?」
私はナナムのタテガミを撫でながらいった。
ナナムはクゥと気持ち良さそうに目を閉じた。
「居るぞ!敬愛する方が!」
マーカス小隊長が言った。
それって好きな人じゃない気がする。
「そうですか?」
叫ばないでほしい。
「碓井君にも紹介したい。」
マーカス小隊長が言った。
「良いですよ。」
私は言った。
「霧華、待たせたな。」
ちょうどアルス隊長が来た。
「隊長。」
寮が一緒だから帰れるときは一緒に
帰るんだよね。
カイエラさんが怖いんで。
「何か、霧華にようか?」
アルス隊長が言った。
「いえ、謝ってただけです!」
マーカス小隊長が言った。
「そうか?」
アルス隊長が言った。
昨日、散々いわれたから引いてるみたいだ。
「お先に失礼します。」
私は言った。
なんか、マーカス小隊長変だよね。
「碓井君、アルス隊長は君の姉なのか?」
マーカス小隊長が言った。
「違います。」
私は言った。
アルス隊長に迷惑だよ。
姉恋人とか言うののことだよね?
「では、オレが碓井君の…。」
マーカス小隊長が言った。
「マーカス君、オレが霧華の姉と思ってくれて構わない。」
アルス隊長がさえぎった。
ええ?そんなの受け入れた覚えないよ!
「アルス隊長?」
私は言った。
「いくぞ、霧華。」
アルス隊長が私の手をひいた。
本当にアルス隊長が
私の姉恋人なんですか?
あーん、混乱だよー。




