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81話 LAXEファミリー結成



「規定の資金、3人の冒険者、こうなればファミリーの旗揚げを認めるしかないし、申し出を断られても仕方ないだろ。お三方」

「そうだなぁ」

「呆れてものも言えないわ」

 東の幹部の言葉にファミリーのボス二人はそんな返事。

「何一つ考えずその場でファミリーを結成するなんて無鉄砲な話は昨今じゃ聞いたことがないが、同じ冒険者として同業の決断を祝福し、栄えある未来があることを祈らせてもらうよ。各自杯を」


 西の幹部は手元にあった杯を持ち立ち上がる。


「ここに、そういえば名前はどうするんだ」

「名前?」

「ファミリーの名前だよ。何にするんだ」

「えっと、えっと、LAXE。LUXEファミリー」

 結成した店の名前をそのままとるという安易な発想。

 これしか名前が出てこなかったのだ。

「人の店の名前を勝手にとるなよ」

「いいじゃないですか。細かいこと気にしないでください」


「そうか、それじゃぁここにLAXEファミリーの結成と無謀な3人の門出を祝して、乾杯」

「「「乾杯」」」


 こういった経緯でLAXEファミリーが結成されたのである。








「なんだか呆れちゃていい言葉がでないわ」

「まぁまぁ、今日は飲もう。お前らも飲め。幹部のおごりだ。オーナー。酒と飯を追加しろ」

「はいかしこまりました」


 しかしファミリーを結成したからと言ってここで何をするわけでもない。

 当初の目的を失ってしまった集会はそのまま幹部たちの飲み会とそれに付き合わされる部下という構図に流れ込んでいき、夜中まで続くことになった。


おしまい 

終わりとなります。


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