呪われた大陸に向けて
レイノルズ王国の王都から港町に向かいエディから送られた船に戻ったルシアス達は船長に北の大陸に向かうように伝えると船長は荒立てて言った。
「北の大陸ですか?本当ですか?公爵様!!わざわざ死に行くようなものですよ!?船を着けるような港があるのはメルダリオン光国しかないですし長い間あの大陸に船を停めたら海の魔物達に襲われて沈没しかねませんよ!」
「どうする?ルヴェーラ?」
「行くしかないのは決まっていますよ、ルシアス、とは言え海路以外にシエナ様にお願いして空からワイバーンに乗って向かってもあの地に潜むウィンガルに竜族であるワイバーンを感知されて襲われる可能性もありますね、、、」
「空からか海からいくかしかないけど、、、、」
「船で大陸に行くだけという事はできないか?」
「片道だけということね?アヤ」
「ああ、そうだ」
「そうですね、船長さんそれならどうですか?」
「、、、、、、分かりました、覚悟を決めましたよメルダリオン光国に向けてでいいですか?」
「はい、船長さん、お願いします」」
「シデン、アシューリス達に関する情報収集をしてくれ」
「分かりました、皆さん、お気を付けて、、、」
シデンを残してルシアス達は船に乗り込むと船は北の呪われた大陸にあるメルダリオン光国へと向かう。
「これから討ちに行くウィンガルは竜族だな、私のこの刀で切れるだろうか?」
「アヤの剣がきかないなら俺の剣も通じないだろうな」
「そうですね、ルシアス、竜族の皮膚や鱗は非常に硬いと聞きます、私も魔法で援護するつもりですが、先にアストエルの眠る地に向かい骨や鱗を手に入れたて武具を作ったほうがいいでしょうね」
「メルダリオン光国とはどんな国か知っているか?ルヴェーラ?」
「はい、アヤさん、メルダリオン光国はラーナドゥール王国と同じシェイダル教を国教としています、遥か昔、聖者と呼ばれた慈悲深いディルストとそれに従ったシェイダル教の司祭達が命を賭けて人々が安全に暮らせるように結界を張り、シェイダル教の神殿騎士達がそれを守って生まれた国です」
「大陸の国でシェイダル教を信仰するなら噂くらい聞いてもいいはず、ラーナドゥール王国との関係はないようだけど?」
「ええ、セシルさん、国同士の交流はまったくありません、北の大地は危険ですし聖者ディルストとそれに従った者達は当時のシェイダル教会の強い反対を押し切って単独で北の地へ向かったと聞きます、それにメルダリオン光国は非常に小さな国ですからその存在はあまり知られていません」
「、、、、聖者ディルストかー、命を賭けて国をつくったんだね、それだけ聖者様達は北に住む人達の事を考えずにはいれらかったんだね」
「きっとそうでしょうね、アルマ」
「船長?メルダリオン光国へはどの位でつくかわかるかな?」
ルシアスがそう聞くと船長は答えた。
「十日くらい見て頂ければ」
「分かった、ありがとう」
船は呪われた地に向かって言った。




