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詩集  作者: 皐月裕
2/2

エピソード2

川の死骸


ぽたんぽたん

茶色く朽ちた死骸が水面に落ちる

ぽぽたん

お前が止まった、死にそうな首に、爪を立てて、体をむしる

死骸が根元からもげていく、魂が体から剥がされる

ぽたぽたと

無邪気に歌う

ぽたんぽたん

無邪気すぎるお前のレクイエム


・・・


ぱちょぱちょ


ぱちょぱちょぱちょ

水気の多い手を叩けば 水の音がする

川面を叩く音

ぱちょ ぱちょ ぱちょ

叩いても 叩いても 怒らない

ぱちょぱちょぱちょぱちょ

飽きてやめても 何も言わない

ぱちょぱちょ

筆:2015年10月

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