第3話 過去の始まり
翌日、僕は風邪をひいた。
熱も三十九度とかなりあり、鼻水もでて最悪だった。
そして、三日後の朝。
ようやく熱が治ったのが自分でも分かったのだが倦怠感に包まれている。
(学校に行くのがダルイ)
そう思ってもう一度ベットの上で体調が悪い演技をした。
数十分後、妹が部屋に入ってきて、僕を起こしにきた。
一之瀬葵、僕の妹の名前。
中学ニ年生であり僕とは正反対でとても社交的で友達も多く、よく家に友達を連れてきたりしている。
所謂陽キャである。
「もう、お兄ちゃん早く起きて!そんなダンゴムシみたいに体を丸めないでさ」
「すまん、妹。お兄ちゃんはまだ体調が悪いみたいだから今日も学校休むわ」
バタンと身に纏った布団を脱がされた。
「そんな嘘付かなくていいから。もうとっくに体調治ってるクセに。」
「なっ。何で分かってんだよ。僕は今さっきこの事実に気付いたのに。」
「それは妹の特権的なやつ?ですぐにお兄ちゃんの顔を見ればすぐに分かるんだから。」
「どういう特権だよ。俺にはそんなもん無いんだが。」
「いいから早く起きて!せっかく私が朝ごはん作ったのに。」
「母さんはまだ帰ってきてないのか?」
「そーみたいだよ。これはまた泊まりかな。」
うちの父親は僕がまだ赤ちゃんの時に交通事故で亡くなったと母から聞いた。
なので母は二人の子供を養うために一生懸命仕事をしてくれている。
なので朝、母がいないことはようあることだ。
「は〜。学校行くか」
僕は重い腰をベットに置いて行き、洗面所に向かって行った。
自分の顔を洗い、タオルを手に取り、鏡を覗いた。
鏡に写っていた自分の顔をみて僕は目を見張った。
自分の右の瞳が薄い青色に染まっていた。
(何だこれ)
その瞳には何か悲しく怯えているような感じがした。
僕は少し不思議に思ったがその時はまだ何とも思っていなかった。
何なら少しカッコいいかもと思っていた。
その後は何事もなくなく妹と朝食を共にし、いつもより重たく感じる制服を着て、家を出た。
そう、ここから私の物語が始まったんだ。
何ともなかった今までの生活が百八十度ひっくり返ったのは。
そう思っているのはこの私、高橋綾花。
本名 一之瀬瞬
投稿サボりすぎてすみません。なるべく早く投稿できるように頑張るので応援してください。応援してくれたら頑張ります。絶対売れるので。




