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32:結界をしらべてみよう

しかし、こうして結界が目の前にあるんじゃこの先に進むことができなそうな気がする……

そもそも……


「結界に触ったらどうなるんだろ?」

「そうだね……」


なんか直接触ったりしないで確認したほうがいいよな……

そう思ってあたりを見回した時、ちょうどいい具合の小石が足元にあるのを見つけた。


「塩ー、ちょっと避けて」

「あ、うん。」


塩が離れたのを確認をして

手元で軽く小石で遊んで、すぐに私はその小石を思いっきり結界へと投げた。


その結果、小石は粉々に砕け落ち、ぶつかた瞬間結界自体も波紋が起こり揺れた

とりあえず強行突破はしないほうがいいってことなのかなぁ……?


「黒竜に乗った時は何もしなくてよかったのに……」


そうだ、黒竜に乗って結界を移動した時も結界があるのはわかったけど見えなかったんだ。

つまり人が通れないわけではないっていうのは確かかな……


そんな風に考えることに時間を取られていたとき

塩が話しかけてきた。


「望月さん、大丈夫?」

「あ、うん。問題ないよ。」


そういえば、塩と2人で話をするのってホント何年ぶりくらいだろ……?

もともと人気の存在だったから2人きりになるのさえかなり難しかったし。


それが今じゃこうだもんね。


「よし、次の確認作業ーっと。」


物理はバツだったから次は魔法かな。


「塩、ちょっと結界に向けて魔法をやってみて」

「結界に向けて?……うん、わかったよ」


あれ、そういえばすぐ近くで魔法を見るのって実は初めてなの思い出した。


「我が御手に、其の元素を……放つは我が眼前に在る壁へ!」


塩は呪文を唱えて、掌に集めていた光……かな?それを結界に向けて飛ばした。

その結果、やっぱり結界は無傷だったけど……


「ふぅん……向こうは砂漠になってるのか。」


結界が揺らいでほんの少しの時間だけ向こう側が見えた。

そして向こう側に砂漠が見えたのはちょうど私達が暑い空気を感じると思った場所からだった


……でも森の横が砂漠ってどういうこと……?

リン大陸ってホント謎が多いなぁ……


あと結界に対して試すことと言えば……


「え、ちょっと望月さん……!?」

「まぁ、大丈夫大丈夫。」


やっぱり生身で攻撃意志もなく触れるということだよね。

ビリッてしたらやだけど。


ペタリと結界に触れた結果…………?

何も起きない……?


砂漠の方は結局結界に触るだけで何も起きなかった。

そして森の方は……


「おぉ……!?」


結界の中に手が入りました。

ていうか手の先が見えないから手が消えたように見えて若干怖いんだけど。

塩が扱いにくい……

そして黒竜の住む森の横は砂漠でした。

一応砂漠にも竜が住んでる予定ですよ

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