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ベルのきもち
その頃にはクララも合流し、学校も活気がでてきていた。
「おはようございます!みなさん!」
クララは精一杯の元気で言った。さすがにこの大天使と魔王と半獣と人間?のコラボは、見た目こそ普通なだけに、威圧感が半端ない。
ベルは当然のように自分の魔力を駆使して、「ベルはタケルのクラスに転入してきた転校生」という「呪い」を学校中にかけていた。その為スムーズに学校に溶け込んだ。ヒナタはそれに関して不服があるようだが。
ベルは成績優秀、スポーツ万能だった為、皆から慕われるようになっていた。
「人間社会は楽しいの!内容はともかく、新しいことばかりじゃ」
「少しは加減しろ、レオンも怒るぞきっと」
「あやつは我に文句を言う身分ではない。こっちで言えば取締役と派遣社員くらい差が開いておるからの」
「それも俺としては、微妙にやりにくいんだが…」
「お前は我が唯一認めたオスだ!お前は対等でよいぞ!」
ベルはタケルをたいそう気に入っている。
「何なら我と契約するか?タケルなら我も…」
そういって抱きつこうとするベルを、タケルから引きはがすのも、カレンの日課になりつつあった。




