前へ目次 次へ PR 55/84 スクルドの関心 カレンはついに感情を表に出した。 「あたしにとって、ヒナタが元々誰でどうとか、そういうのは関係ない!あたしは、ご主人様にどう報告すればいいの!?」 「半獣よ、あきらめよ。もはや、お主らの範疇の問題ではなくなっておるわ」 スクルドはいささか不快感を露わにした。つまらない、とでも言いたげだ。 「スクルドよ。お願いがあるのだが」 レオンは意を決したように、口を開いた。 スクルドは待っていたように、レオンの目を凝視した。その目は何でもお見通し、と言わんばかりだ。