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詩集・『The Limit of Spirits』(仮)  作者: 風快李吏


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⑲「牙狼」(仮)

孤高にえる狼

月が泣く

抑えた理性

奥に仕舞い

Year 牙のある闇夜へ


さあその刃で空を切り裂き

本能の儘 動き出せその炎を


夜の雲眺めて威武堂々

孤独という名のワインで酔う

狼狽えて千鳥足 いたみが疼く

吹き抜ける風で一蹴され 不安が吐露する


卑屈に走る靡く狼

太陽は沈む

訪れるあさ

意を決して

眠る闘志こころ目醒めて


そうさ オレは孤高の狼

焼けた傷跡も過去も全てオレの物


流星群の奇跡眺めて

皮肉という名のパンをかじるように

地に構えてその時を待つ 奴は捕まえた

命という糧で生きる愚かさよ 哀しみの雫は流れる


孤高にえる狼

月が泣く

抑えた理性

奥に仕舞い

Year 牙のある闇夜へ


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