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ブロークン・アーマーズ  作者: 六久遠
第2章 ドントレスザデンタリウス
13/16

EP 11 放課後にて

 『ピロン♪』


 スマホの通知、ユナからだ。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 yna5516「今時間ある?」


          gurisu123456「どうした?」

 

 yna5516「ちょっと相談というかお願いというか……」


yna5516「とりあえず来て。場所はハークラー通りにある喫茶店」


          gurisu123456「わかった」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 部屋の掃除を切り上げて待ち合わせ場所に向かう。


「ハークラー通りの喫茶店は〜……これか」


  "喫茶店マスターブラック"


 ユナの姿はないのでカフェオレ(甘々)を頼んでテラス席で待つ。

 少し経つと下校する学生がチラチラ見え始めてきた。


「なぁ知ってるか?アーマーファイトのニュース。今話題のアーマーファイター」


「"デンタリウス"だっけ。正統派なファイターで真っ当に強いの珍しいからなー」


 学生たちの会話に耳を澄ませながらカフェオレを飲む………。


「ゴハァッ!?甘!何だこれ甘っま!?」


 予想外の甘さにむせて咳き込む。メニューだと五段階の内の三段階くらいの位置なはずなのだが。


「ごめん遅れた。待った?」


 小走りでやって来たのは制服姿で手提げ鞄を持ったユナ、見ての通り学校帰り。


「ゴホッゴホ……さっき来たとこ」


「……その感じだとカフェオレの甘々を頼んで予想以上の甘さにむせてる感じ?」


「ゴホッ……なんでわかんだよ……ゴホッ……。それで相談って?」


「うん、実は……」


 ユナ曰く。通っている学校でアーマーファイターが急増、それに伴って校内の治安が悪化しているとのこと。


「なるほど……。つまり俺がそいつらを倒せばいいってことか?」


「そういうこと。もちろんタダとは言わないよ、今度ご飯でも奢ろうと………」


「ドンと任せてくれ!!食べるなら焼肉がいいな!」


「気が早い!校内を牛耳ってる"番長"は噂だとかなり強いらしいし、グリスが強いのは知ってるんだけど……」


 その声は心配の感情に満ちている。自分が頼んだせいで怪我でもしたら、そんな心配がよぎる。


「なら安心しろ。明日には校内の不良全てをこの手に従えて戻ってくるから!」


 甘々のカフェオレを飲み干し、強烈な甘さに顔を引き攣らせながら自信満々のサムズアップをする。


「あたしも出来る限りサポートする」


 俺たちは早々に喫茶店を出て放課後の学校へと向かう。彼らは事態がどれほど深刻かまだ知らない。


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