あとがきのようなもの
「――ってそんな訳ねぇだろ」
「だよなぁ。いくら主義主張が違うといっても、たかが犬と猫だぜ?」
「そうだそうだ。犬がいいと言ってる奴だって、猫の可愛さを知ればイチコロさ」
「でも、犬は猫なんかと違って呼べばすぐ来るし、芸だって出来るぜ?人を主人と認め忠実に従う…俺は一緒に暮らすなら犬一択だな」
「猫だって呼べば来ますぅ~それに、芸をさせるだってぇ?お前は大事な家族に芸をさせて忠誠を誓わせるのか?家族ってぇのは居てくれるだけで笑顔にしてくれる愛すべき存在だろ?」
「ペットの話だろ。なに家族にすり替えてんだよ」
「俺にとって猫ちゃんは誰よりも大切な家族なんだよ」
「カミさんよりもか?」
「当然だ!カミさんが布団に潜り込んで来たり『抱っこして』なんて言うか?」
「それは無いな。逆に逃げるわ」
「愚痴も言わないしいつまでも可愛いままで甘えてくれる。最高の家族だろ」
「それなら犬だって同じだぞ」
「ならいいじゃねぇか」
「そうだな」
「そうだな」
という訳で――作者が身を以て体験している苦行と猫への愛で書かれたこのお話、如何でしたでしょうか?
猫を飼ってらっしゃる方々にとっては『あるある』な事ばかりだったかと思います。
この他にも床に尻を擦り付けてウ○コまみれにする『猫戦車』も使いたかったのですが、さすがにそれひとつで地獄1つ使うのは苦しかったので止めましたw
我が家には、誰にでも甘える愛嬌たっぷりな子、妻にだけガッツリ甘える子、私のいう事しか聞かない私の妻(猫)、クールなお姫様といった4匹の猫がいます。
あ、あと譲渡先が決まらず1匹だけ残っている、『おとう山登り』が大好きな3ケ月のおてんば娘の5匹です。
食費も猫砂代もバカになりませんが、『猫が良ければ問題無し』の精神でこれからも頑張ります。
――瑞浪 信太郎




