VS 南国娘30 デビュー後⑨
since2006
ついに5号機時代の幕開け。
私は不安よりも必死で無我夢中でした。
とりあえず、容易に設定6を掴むことの出来る‘南国娘’を勝負機種に選んで打ってみることに。
実践したホールD店は当時、ドラゴン先生がいたホールでした。
彼はニュー島唄30で勝負しています。
私はその背向かいの南国娘30で勝負。
そもそもこのホールは島娘の末期時期にドラゴン先生に誘われてお世話になったことがあるホールでした。
地域密着型なこのホールで初の5号機を迎え撃ちます。
4号機と5号機では規定が変わり同じスロットに変わりはないのですが、内容は大きく異なります。
*興味のある方は調べてみてください
簡単に言うと規定が厳しくなった為に、MAX設定のペイアウト自体が低く設定されざるを得なくなりました。
メーカーは規定の内容に触れないようにスロットのゲーム性、ペイアウトを設定していきます。
しかし、それは‘いたちごっこ’。
各メーカーは規定という包囲網を抜けて打ち手を魅了するスロットを世に出し続けているのです。
4号機では、獣王などのAT機がそのいい例でしょう。
5号機になっても、いたちごっこは続きます。
5号機の初期にホールデビューした南国娘は、Aタイプ+RT。
人気も無く、台確保も容易でした。
ペイアウトは設定6でも109%弱と低めです。
しかしこのD店、30パイは等価で南国娘に設定6が沢山あります。
ドラゴン先生にも話をつけて、いざ実践。
誰もいない南国娘のシマで捜索開始。
すると、簡単に設定6をゲット。
1日打ち内容を少しづつ把握していきます。
その日は終わってみれば、南国娘は2分の1で設定6。
簡単に見つかるはずです。
しかし、私が南国娘をどれだけ理解していなかったか、浮き彫りになりました。
机上の理論とリアルでは全く違うのです。
きちんと理解を深めて、南国娘を攻略できるようにイロイロ考え何度も実践。
1週間も打ち続けると、南国娘の攻略ポイントをほぼ完全に理解することができました。
私が南国娘で一月約50~60程の結果を出すと、ホールの常連だった若い連中も南国娘に流れてくるようになります。
彼等は私よりも早く並び、私の狙い台を確保、いつの時代も同じである。
1つのホールにとどまれば、このようなことは日常茶飯事なのだが
元々、南国娘に否定的だった知り合いが真似をするのは正直、腹立たしい。
彼達は最初、南国娘を小馬鹿にしていたのだ!
しかし、私は何も言いませんでした。
ペイアウトも低いし、狙い台を確保できなければ他機種にいこうとも思っていたのです。
これが島娘並のペイアウトならば、揉め事に発展するのは間違いないのですが…
人の並びもまばらな状況でそれを見ていた他の常連が見かねて
《おまえ、それはないだろ!》
私は内情を知るその常連が言ったことに対し
《やっぱり、そう思うのか!》
そう思いました。
彼もその様子をみて‘腹立たしい’と怒りをあらわにしたのです。
彼は若い常連にわかるように話をしました。
それからは、打つ機種がないときには、ほぼ常連の知り合いばかりが南国娘を打つようになっていきます。
それと同時に設定6の入る台数が減っていくのでした。
私は南国娘の末期を悟りました。
その後
このホールには4号機のゴーゴージャグラーVなどがまだ設置されていて、狙い台が絞れないときには私も設定6探しに参戦したりしていきました。
当初、ペイの高いゴージャグには常連層が固まっていて私の入る隙間はなかったのですが、南国娘を宣言したとうりに攻略していくのを見て、常連の彼達は私を受け入れてくれたようでした。
このホールは最初に書いたように地域密着型です。
基本、設定も分かり易い所に使ってくれています。
まだ設定告知ができた時代なので(閉店後確認あり)ガセもなく優良店でした。
それからは、ホール全体の機種を狙いにいきます。
この時には既に、かつてのドラゴン先生の面影はない
あるのは墜ちていく彼の姿のみ
なぜなら
ニュー島唄30は彼の思うような台ではないのだから。
幾度もイロイロな機種で論議を交わしてきましたが、このニュー島唄の論議ではまるで
《ひねくれた子供》
のようでした。
内容は、ホールのストック消去について。
当時、雑誌などには詳しくは書いてなかったのですが…
ストック消去した場合、BR共にストックはもちろんすべて無くなります。
最大の問題点は、レギュラーのストックが無くなるとビックのストックがあっても最下位のモードに移行する(仮定)という所でした。
私は南国娘を打ちながら、背向かいの島唄を観察していたので自信のある考察でした。
その証拠に明らかにモード上位確認済み(トロピカルで何度も当たる)なのにも関わらず、5000回転ビックが1回も当たらず、また急にトロピカルでも全く当たらなくなるのである。
これが日常茶飯事にあるから驚きでした。
いくら酷いことがあるとはいえ、全体的に不思議なぐらいビックが当たらない時があるのである。
おそらく原因はレギュラーのストックがキレる前にビックを当てないから。
極めつけは、通常時の直ビック時にレギュラーが当たらず終わった時がある。
これはストック消去しているのがほぼ確定的な証拠だろう。
その場合、内部レギュラーストックが貯まるまでビックのストックがある限り、ビックを放出し続けるのですが、ビック8連で終わりレギュラーが放出されませんでした。
これはストック消去が明らかです。
ストック消去しなければ、ビックのストック個数は恐ろしくあると予想されるから。
この状況をみて私の推測は確信に変わりました。
どんなに上位モードに上げてもレギュラーストック切れで最下位モードに落下するのです。
私は南国娘で毎日島唄を観察していたので自分の考察にも自信がありました。
その話をドラゴン先生にしても
《そんなことないね》
の一言のみ。
彼はプライドが邪魔をして本質を見抜けなくなっていました。
ストック消去のニュー島唄では勝負になるはずはありません。
彼はボッコボコに叩きのめされていました。
もうかつてのドラゴン先生はここにはいない。
これより彼は、墜ちていくのみでした。
私は当初、彼ほど聡明で理解あるスロットのプロフェッショナルを見たことがありません。
しかし、自意識過剰ばかりが大きくなり、バランスをぶち壊したのだと思います。
私の師は
《反面教師すべてにあります》
今の自分がいるのもイロイロな反面教師を見てきたから。
日々修業
日々努力
日々成長
常に貧欲であり
常に貪欲でもある。
‘逆もまた真なり’である。
どのような事柄にも両方の面から考えていくのが私の信条。
プライドがないことこそが私のプライドなのだから。




