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セリアンスロピィ・ファンタジー  作者: 癒雨助
魔界異変編
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57話 知能の高い種族

あれから、二日後コスモス王国病院では

アレイユが入院していた。


「あれから、二日間眠りっぱなしですか?」


「眠りっぱなしだね。」


アレイユは両手を伸ばしながら、大きなあくびを

して、目を覚ました。

「ふわぁ〜ぁ〜〜!」


アレイユの目の前には、トルチェとバランが

椅子に座っていた。


アレイユは直ぐに起き上がろうとした。

「バラン兄!いたっ!」


「アレイユ、寝たまま聞いてくれ。

リュンヌの事だが、アレイユがトルチェさんに

話した内容に、間違いはないよね?」


「…ないよ。」

少し寂しそうな声で、呟いた。


バランは、淡々と話し出した。

「残念ながら、リュンヌを助けには行けない。

魔族がくぐる門を使えば可能だが、我々の中の

魔力の量からして、魔族の中でも貴族と呼ばれる

魔族が作る、門しか移動出来ない。」


「なんでだよ!バラン兄ー!

リュンヌが攫われたんだぞ!!」

アレイユが声を上げると、口から血を吐き出した。


「落ち着いて、アレイユ…それだけじゃないんだ。

フォリスさんとキャンディスさんが

エルフ族に攫われた可能性がある。」

バランは、淡々と喋った。


「なっ!?」


「ハルジオン騎士団の隊員が、一人亡くなっていた。

その隊員の死因は、首から血を流して大量出血で

亡くなっていたが、体には矢が刺さっていた。

ウルフードが持って帰って来てくれた、その矢には

麻酔が塗られていた。」


アレイユは、驚いた表情で呟いた。

「う…そ…だろ?」


「エルフ族の領土は、ハルジオン王国のすぐ北に

あるからその可能性が高い。

エルフ族が何かを企んでるとすると、かなりまずい。

お父様が、他の国に会議を要請してくれている。」


バランは、淡々と喋った後に一言話した。


「この会議で、世界が動くだろう。」







「ほう。ジュピテールからの会議の要請か。

面白いな、借りを返すとするか。」


「ウチも会議に、着いてってやるよ!」

最後まで読んで頂きありがとうございます!


次回から、新しい編が始まります!


少し期間が空くと思います、

次回もよろしくお願いします!

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