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セリアンスロピィ・ファンタジー  作者: 癒雨助
副騎士団長選定編
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39話 チタvsバラン

 2日後、アレイユとリュンヌとヴィエルが闘技場席に行くとキャンディスの隣に順に、フォリスとフォリネとアルスが座っていた。


「アレイユ遅ーい!」


 キャンディスが手を振っていた。



「ごめん。ごめーん、スターポップが混んでてさ。」

アレイユは星型の箱に入ったスナック菓子を4つ持っていた。

 アルス隊長とキャンディスとヴィエルに渡した。



「は、早くジュース取ってくれ…。」

 リュンヌは7つのジュースを、重ねて持っていた。



「バラン君対チタ君、面白い勝負になりそうだな!」

 アルスはスターポップを食べながら喋った。



 軽快なBGMが流れ出す。


「さて、これより副騎士団長選定トーナメント決勝戦を始める!」

 国王を声を上げて、椅子に座った。

 すると、闘技場の中心に騎士団長とチタとバランが歩いてきた。



 闘技場中から歓声が上がった。


「チタ頑張ってねー!」


「バラン兄がんばれー!」

 アレイユ達も歓声を上げた。



「ルールは剣技、魔法、半獣化なんでもあり、制限時間は無制限お互いに健闘を祈り、私が勝負がついたと判断するか、どちらかが負けを認めた時点で終了とする。」

 騎士団長が声を上げた。



「よろしくな!バラン。」


「よろしく!チタ。」

 バランとチタは握手を交わした。



「それでは、決勝戦レパール・チタvsレオ・バラン。

 勝負開始!!」

 騎士団長が声を上げた。



「半獣化!」

 2人は、同時に半獣化した。

チタは黒い斑点模様が現れて、獣耳に細いしっぽと牙が生えた。


バランは髪が伸びて先端にかけて紺色になって、タテガミの様になり、獣耳としっぽと牙が生えた。



チタは二本の短剣を正面でクロスして、思いっきり擦りながら振った。


音速夢双オンソクムソウ雷神ライジン!」


 短剣が擦れて静電気が起き、静電気は雷神の形を作った。そしてチタは雷神の中に入り、雷神を纏った。


「行くぜ!バラン!」


 チタは短剣を構えて、走り出した。



「タンペラテュール・ドミナシオン!凍剣トウケン十剣ジッケン!」


 バランは十本の剣を作り、自分の周りに浮かべて、新しく買ったピカピカの大剣を構えた。



 チタが雷を帯びた短剣で切りかかると、バランは大剣でガードした。

 すぐさま反対側から、もう1本の短剣で切りかかった。



 バランは2本の凍剣を動かし、クロスさせてガードしながら、大剣側から1本の凍剣を飛ばすとチタの纏う雷神に当たった。

 チタの纏う雷神に凍剣が当たると、凍剣は粉々に砕け散った。


『凍剣じゃ強度が足りないな…。』



 チタはジャンプして、クロスしながら切り掛かった。

 バランは大剣でガードしながら両サイドと、上から凍剣を移動させて飛ばした。

チタは上から飛んで来た凍剣に当たりながら、バランの真上を1回転してバランの背後に周り、クロスさせて切り掛かった。

 両サイドから飛ばした凍剣、は2本がぶつかり合い砕け散った。

 バランは瞬時に背後に1本の凍剣を回しガードした。しかし、雷を帯びた二本の短剣は凍剣を、砕きバランを切り裂いた。



「痛っ…… 。」


 バランは大剣を振り払うと、チタは距離を取った。バランはすぐに血を凍らせ止血した。

 止血し終わると、チタ並のスピードで移動して、切りかかった。

 バランの通った道には、薄い氷が張られていた。



『スピーディーだなー!』


 チタは瞬時に二本の短剣でガードした。



 切りかかると同時に6本の凍剣を雷神に突き刺していた。

 凍剣は全て砕け散ると同時に、雷神が四方に放電して無くなった。

バランは距離をとりながら大剣を二回振った。


飛氷ヒヒョウ!」


 1回振るたびに、4個の鋭い氷を飛ばした。



 チタは反応が遅れて最初の4つは、2つ短剣で切り砕くが2つ刺さり、次の4つは1つ切り切れず刺さった。


「いってぇー!」


 チタの左腕と右太ももとお腹に、鋭い氷が刺さっていて血が垂れ流れていた。

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