26.やれば出来るもの
すごく忙しいので今の所1話です。
でき次第投稿します。
地面に激突しそうなドラゴンを風の魔法で浮かせながらゆっくりと着地させる。
そのまま治癒魔法をかけていく。
▷ドラゴンがこちらを見ている。
▷ドラゴンを仲間にしますか?
▷はい/いいえ
という表示が頭に浮かんだ。
ありえないわぁ。
仲間にするのかしないのかと聞かれたら…仲間にはしないかな。うん。
なんか無駄に魔力使ってる気がする。
これは自業自得だけどね。
さてさて、そろそろいいかな?
ドラゴンの全身を見渡す。傷は…残ってない。
よし。ばいばい。今度は私みたいな奴に見つかるんじゃないよ。
ていうか、喧嘩売る相手は選びなさい。
再び自分に魔法をかけその場を去る。
さっさと帰ろう。はやく帰って御主人に少し、少しだけ甘えさせてもらおう。
私は疲れたんだよ。もともと働くつもりも無ければ、何もするつもり無かったんだから。
HPが2.5割切ってる。
まだ太陽は真上にある。沈み切る前に着けるかな。
あーぁー。こんなはずじゃなかったのになぁ。こう、なんだろう。瞬間移動とかできないのかな。
帰りたいよー。帰ってベッドの上でひっくり返ってたいよー。何もしたくないぃ。
瞬きをすると、景色が──切り替わった。
あ、れ?ここ、御主人の部屋、だ。
なるほど!夢か!きっと寝る前に帰ってベッドの上でひっくり返ってたいと考えていたからだな。
こんなご都合な夢は初めてだな。
どうせなら。ベッドに入って寝よう。
御主人のベッドだけど。
夢だから何をしてもいいよねー。
…フラグだわコレ。夢オチにならないヤツ。
ま、瞬間移動が出来たなら儲けもんだ。
さっさと寝よ。
起きたらどうするか考えよう。そうしよう。
瞼が落ち切る寸前に何か聞こえた気がしないでもないけど。
…きっと御主人だろうけど。今は寝かせてください。
明日……起きれたら、いや。起きた時に、ちゃんと甘えさせてもらうから。
だから、私を襲う睡魔に身をゆだねさせて下さい。




