21.締まらない脱出劇
間が開きました。
次も開くと思います。
目隠しをされて、何処かに連れていかれ
た。
何歩歩いたか数えようと思ったんだけど何かに乗せられたから無理でした。
そして現在。よく分からない塔にいる。
周りを見渡せる、透明なガラスドームのような結界が張ってある。
生憎、周りは空。雲海ってこんな感じなんだね…。
……どんだけ高度高いんだよ。
で、只今私だけがこの塔にいるという状況。
また監禁か。
この結界解除できないかな?
あ、でもこれだけ高度高い所にいて寒くもなく、息苦しくもないのはこの結界のおかげなのかな。
だったら辞めた方がいいね。
まあ、でもこれぐらいの結界なら解除出来る。
それよりもなんかさ?このシチュエーションがさ、生贄の巫女を捧げる!!みたいな雰囲気バンバン出てるんだよね。
あ、これフラグ?ヤバイ?
……どうにでもなーれ♪(白目)
今は昼っぽいから明るいけど、夜になったら星が見えるのかな?
すっごく綺麗だと思うんだ。(現実逃避)
なんかあれだよね、あれ。天使が降りてきそうなぐらい神秘的。
あ、これもフラグだったりする?
この世界に天使いたっけ?覚えてないわ。
まあ、魔族がいるなら天使もいるんじゃないかなー。(適当)
──数時間後
……あのさ、この結果解除できるならさ、自分にこれと同じ感じの結界張れば良くない?
今更感が半端ないけど。よし!ならば即行。
魔力を掌に行き渡らせる。
結界に触れて解析をする。
よし。これならできる。いったん結界から手を離して、自分に同じ結界を張る。あと、浮遊魔法も。
そして、いよいよ。
………。結界に手を押し当て、思いっきり魔力を流す。
ピキッと音がした。
そして、数秒後。バキィッ!
解除と言うよりは壊したという方が正しいであろう強引なやり方でその塔(今じゃ屋外型展望台)から脱出した。
ふわふわと空中を歩きながら思った事。
なんかあっけなくないかな?
え、これ誘導されてたりしたらどうしよう。
うーん。まあ、いいか。
今はこの浮遊魔法で本当に空の上に天使がいるのか確かめようとしている最中。
帰ろうとは思うけど、好奇心が勝った。
いやー。しょうがないよね?
私の場合、魔力は周りから無限に取り込めるから枯渇の心配は無い。
これは自分でもチートだと思う。




