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2週目勇者様は魔王ちゃんを可愛がりたい  作者: 星野 優杞
私は悪い魔王じゃないよ。
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『名前呼びは内緒ね』『外部の方の入場は許可制となっていおります』『エッグプラント』

ここまで読んでいただきありがとうございます。閲覧、ブックマーク、評価、感想、とても嬉しいです。今回は普通のノリの話だと思います。

●名前呼びは内緒ね


「お互い名前を呼びあうのは2人っきりの時だけだからね!」

「何故だ?」

「ブールにばれたら面倒だから!」

「つまり2人の秘密というやつだな。了解した。」

「おい、前半おかしいぞ。」


しかもなんだそのわくわくした感じの顔。




●外部の方の入場は許可制となっております


「え?夢魔の里から手紙?」

「はい。先日城に行った夢魔が帰ってこないとかいう話でして。」

「因みに送り主は?」


勇者がブールに尋ねる。


「夢魔の長です。フェルミンではありません。」

「ではミンムーは城に就職したという内容で返信すればいいだろう。会いに来たいのなら、まあフェルミンじゃなければ許可すればいい。」


フェルミンってだれだっけ?あれか、ミンムーの上司で私を意図的に魔王にした奴の一人。どうせフェルミンは私が許可しないと入れないし。

因みにミンムーは私に敵意を持っていたりしたけど、許可を与えたから入れたんだよ。




●エッグプラント


「品種改良をしてみました。こちらはナスの突然変異を利用して作ったエッグプラントです。」


ココがそういう植物を見てみる。確かに真っ白い楕円形の実がついている。


「これがエッグプラント?」

「つまり玉子の植物だと?」

「そうです!偶然それっぽいものが出来たので玉子として食べられるようにしてみました。」


玉子は一応魔界にもある。ほぼ食文化がない魔界ではあるけれど、生産者がいれば知名度くらいはあるものだ。


「さっそく食べてみる?」


わくわくしながらユーシャに言ってみる。


「玉子は牛乳と同じくらい特徴的な食材だからな。まずは普通の玉子と同じように使えるか実験してもらわないとな。」


勇者はそう言ってウィプスやミンムーに玉子を渡すようにココに指示した。


「植物性のクリームというものは存在するが、植物性の玉子ができるとは……。魔界はすごいな。」

「そりゃあ魔界は魔力で満ち満ちてるからね!」


勇「玉子料理……。」

魔「玉子!」

勇「料理の幅がぐっと広がるな。料理も菓子も。」

魔「というわけで!次回は『ぷるぷるしたお菓子』『やられる前にやるのは戦略の基本』だな!」

勇「菓子を食べた後は2人で作戦会議という感じだな。」

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