↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2週目勇者様は魔王ちゃんを可愛がりたい  作者: 星野 優杞
勇者が起き上がり、仲間になりたそうにこちらを見ている!
16/154

『用心棒ユーシャの部屋』

●用心棒ユーシャの部屋


「とりあえず……ユーシャだったか?お前の部屋を用意してやったぞ。」

「用意してくれたのか?」


勇者が驚いているが、正直私も驚いている。

勇者を一番嫌ってそうなブールがそんなものを用意してくれるなんて……!!


デーン!!


「……これは……」

「テントです。」


だよね?!

何となく効果音をつけちゃったけど、城の中にデーンってテント設置されてるんだよ。

これ、部屋じゃないやつだよ?!


「ブ、ブール、さすがにこれは」

「ふむ。ありだな。」

「ゆーしゃぁー?!」


勇者は既にテントの中に入り寝そべっていた。


「え?これで良いの?部屋じゃないんだけど?」

「俺の基本的な寝床はそもそもテントなんだが。」


うわあ、旅人ってそういうとこありそう。


「つまりこのテントは」

「懐かしの拠点を思い出すな。」


懐かしの拠点……。


「それにこれならお前の部屋の真ん前に陣取れるからな!!」

「やめて?!」

「おまっ……ふざけるなよ?!それを用意してやっただけでありがたいだろう?!お前の寝床は地下のマグマ部屋だ!!」


ブールがそんなことを言う。


(それ、火耐性無いと継続ダメージ喰らうやつー!!)


「テントはありがたい。だが、貰ったからには自分の陣取りたいところに陣取る。以前は宿屋の前にテントを張らないで下さいと言われたこともあったが、今の俺はやりたいことをやると決めているからな。」

「宿屋の前にテント張ったの?!」

「注意されたので一応その時はやめた。」

「じゃあ今もやめてくれないかな?!」

「お前の部屋の中にテントを張らないだけ譲歩しているんだが……」

「そもそもの考えがおかしいんじゃない!?」


私の横でブールが笑顔を引きつらせている。


「魔王様。ここは僕が説教しますから、仕事にお戻りください。」


説教……。まあ、エールよりは力で言うことを聞かせようとはしないだろう。

それに笑顔が怖い。私は頷いてその場を後にした。

魔「別にブールが怖いわけじゃないんだけどね?」

勇「俺を置いていったくせに何を言う。」

魔「お前、ブールのこと怖がってないだろ?」

勇「まあな。」

魔「ですよねー?お前よりブールが心配だよ!」

勇「次回、『勇者のスキル』『悪魔ドン引き案件』だ。」

魔「お前本当に何をした?!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。