2章までの人物、設定、地図
【古くからの世界の仕組み】
・創造主と女神
創造主達が望む形に世界は作られた。一人の創造主が、故郷の島国に似せてそれを大きくした大陸を作った。故郷の島国、日本列島の縦横高さを5倍して作ったのが、ジュホン大陸。
創造主達は自分のターンに配下の女神達や民衆を動かし世界の覇権を巡る戦いを繰り広げるゲームを行った。女神達は都市を維持発展させることを託されていた。
創造主達は、女神に出した命令はそのままに、突然去っていった。残された女神達は創造主に託された使命を愚直に遂行するため、その任地の発展を目指している。
・ジュホン大陸
日本列島を縦横高さを5倍して、時計回りに25度回転させた形をしている。伊豆半島相当部分が亜熱帯になるくらいの位置。
・女神
創造主が築いた都市を託された存在。その都市の名を持つ。民衆からの信仰の蓄積で奇跡を起こすことや、お布施を消費して創造主時代の遺物の維持を行える。
現世とは別の空間に居場所(女神の空間)を持ち、そこから色々な事を行うことが出来る。かならずしも女神の空間に居なくてはならないわけではなく、制限はあるが現世で行動もできる。創造主のゲームにおける戦略的な命令画面、戦術的な命令画面、外交やその他機能に由来する能力を持つ。
女神は都市に紐付けられており、その都市を所有し信仰するもの者の考えに基本的には従う。
・種族
創造主のゲームは複数勢力が覇権を競う物であったが、それは複数の種族を意味する。その名残で見た目や能力が違う幾つもの種族が大陸に存在する。全て含めて人間や人と言うが、人族というと一種族を指す。
人族(アニ族):自称は人族。魔族はアニ族と呼ぶ。髪の色や肌の色は様々。人口が増えやすい能力がある。魔族と敵対。
魔族(フ族 ):自称はフ族。人族は魔族と呼ぶ。東アジアのモンゴロイド系の外見を持つ。高地に適応した能力を持つ。人族と敵対。
エルフ:長い尖った耳を持つ種族。長い寿命と植物を扱う適正を持つ。
ドワーフ:背が低いが力持ちの種族。鍛冶や鉱山作業が得意。
・都市
創造主の時代に築いかれた都市には、治めるサポートのために女神が配置された。都市は周囲に支配領域を持ち、その範囲内は女神の力が及び、インフラを維持したり出来る。必ずしも現時点の世俗勢力が治める範囲と一致しないが、女神の力を防衛にも使えるのは都市の支配領域内なため、都市の所有者が都市の支配領域を治めることが多い。
・遺物
創造主が築いた都市に付属する設備。建物やインフラがある。女神が維持コストを支払っていれば、いつまでも使用可能。
【新しく出来た世界の仕組み】
・土地の支配者
土地を支配するのは貴族や政府。貴族は王を頂点とする爵位の序列があるが、序列が高いことは名誉の問題。貴族は王に従うが、主君を変えることも出来る。創造主の時代の種族とは関係ない部分もある。
・冒険者
獣、魔物を狩って素材を売る、ダンジョンの財宝を売り生計を立てるなどをする人々。都市間を移動することも多い。他の人々との交渉役や身分保障を目的に、冒険者ギルドという組織があり、多くはそこに加盟する。
【歴史】
・ずっと昔
創造主が大陸を作る。創造主の下で、各種族が覇権を争う。
・800年くらい前以降
創造主が去る。魔物が地上に溢れ人間各種族は高地に逃れる。その後人間が低地を魔物から取り戻し、かつて都市であった場所に町を再建する(出典:第12話)。
【人物 神に関係する者】
・ジョージ
主人公。漢字で丈二。10代後半の男子。体が小さいコンプレックスがあるが、そこをいじられることには慣れていて、女装コスプレをさせられた事もある。一人称は僕。年齢の割りにセンスは古い。
ハコネにより召喚された際に、5つの願い事の3つ目としてハコネとの体の交換を願い認められ、サクラとなった。
・サクラ
ジョージがハコネの体を奪った結果、体はハコネで中の人はジョージとなった。種族は神族で、女神である。その状態でジョージと名乗られるのをハコネが嫌がったので、サクラと名乗る。由来は、大正ロマンの大戦なやつ。
・ハコネ
ジュホン大陸箱根を託された女神。見た目は10代半ばの金髪少女。話し方が婆臭い。ハコネ(土地)は住民が居なくなり放棄された都市だが、その再興を目指してジョージを召喚した。ジョージ召喚の際の願い事により体を奪われ、それからジョージの体で過ごすが、名前はそのままハコネを名乗る。
ドジっ子だが善人。他の女神や天界の神々にもドジっ子認定され可愛がられている。妹のオダワラに対して色々な面で勝てずにコンプレックスを持っている。
体をジョージに奪われ、序章末の事件で勇者となる。序章末のサクラが居ない時期は、ギードの弟子として戦いを学び勇者として活躍した。1章末で女神の体に戻ることが出来た。
・ルア神
世界の仕組みに関する神様らしい。
・オダワラ
ジュホン大陸小田原を託された女神。見た目は20代の金髪女性。ハコネの妹と言うが、年齢が下かは不明。
オダワラ(都市)をそこそこ発展させている。姉のハコネをドジっ子だが可愛い姉として慕っており、姉が死にかける原因となったサクラには複雑な感情を持つが、姉の幸せのためにサクラに姉を託す。
・グリーヒト
天上の神で、死者を善悪に仕分ける輪廻を司る。
・アタミ
ジュホン大陸熱海を託された女神。見た目は20代の女性。少年が好きなため、若いエルンストには愛情(?)を注ぐ。丹那トンネルやその他鉄道トンネルなど領内の遺物を大切に使用している。
・イトウ
ジュホン大陸伊東を託された女神。名前だけの登場。
・ミシマ
ジュホン大陸三島を託された女神。見た目は20代の女性。領主のミシマ侯爵が他の宗教を信じてしまい折り合いが悪く、売り言葉に買い言葉で丹那トンネルの三島側を閉鎖してしまっている。
・ゴテンバ
ジュホン大陸御殿場を託された女神。見た目は20代の女性。領内には複数の種族が居り、種族間の争いが起きないように注力している。
【人物 人族】
・ビリー
小田原の冒険者ギルドマスター。元冒険者の中年男性。サクラが女神であること、ハコネが(ほぼ)死んで蘇ったことを知る人物。
・ギード
小田原の冒険者。男性。サクラたちへの依頼をきっかけにイーリスと接点を持つ。その後イーリスと結婚し、1章時点で2人の子を設けた。勇者としてのハコネの師匠。ハコネが(ほぼ)死んで蘇ったことを知る人物。
・イーリス
小田原の元冒険者で冒険者ギルドの受付だった女性。アタミ伯爵親族のアジロ 男爵の次女だが、貴族の身分を捨てて冒険者になった経歴を持つ。魔法に長け、鑑定魔法を使える数少ない人物。
・マルレーネ
ギードとイーリスの娘。イーリス譲りの魔法の才能がある。序章末に生まれた。
・ハンス
ギードとイーリスの息子でマルレーネの弟。序章末に生まれた。
・エルンスト
アタミ伯爵の三男。女神アタミに気に入られており、言葉を交わすことがある。
・ヴェンツェル
アタミ伯爵の二男。名誉を求めて冒険者としてダンジョンに入り貴重な武器を落としてきたり、それが知られる原因となったハコネを逆恨みして襲撃したりと、貴族のダメな面を具現化した人物。
・パウル
熱海で宿屋を経営していたが、廃業して小田原に移住した男性。サクラとハコネが箱根湯本に築いた宿の支配人になる。
・マリー
ミシマ侯爵令嬢。女神ミシマの声が聞こえるため、女神の教えから離れたい人には疎まれる。ぼっち。サクラ達により、女神ミシマを介してエルンストと友だちになる切っ掛けが出来る。
【人物 エルフ】
・レアクーマ
鑑定能力を持つエルフ女性。秦野の出身。鑑定能力を買われて小田原の冒険者ギルドでイーリスの後釜に座る。温泉好き。
エルフの名前は、親が付ける部分と成人で自ら付ける部分があり、レアが親から、クーマ(熱いの意味)は自分で付けた。
備考:エルフの人名は、フィンランドの人名とフィンランド語から。
・スヴィクーマ
温泉好きのエルフ女性。温泉宿建設のためにレアクーマが故郷から呼んだ。狩りが得意で、温泉宿の完成後はそこを拠点に狩りをするために居着く。
・シモナッパラとスロトゥケバ
大工が得意なエルフ男性。温泉宿建設のためにレアクーマが故郷から呼んだ。
【人物 魔族】
・チャチャ
魔族の少女。伊豆から関西へ向かっている。
・シンクロウ
魔族の青年。チャチャのお供。
・ヒコゴロウ
魔族の青年。飛龍と戦い、結果としてハコネが龍神に倒される原因を作る。
挿絵に使用の地図は、JAXAのデータ(http://www.eorc.jaxa.jp/ALOS/aw3d30/index_j.htm)を使用しています。




