謎の世界
目を開けると目の前には謎の美女がいた…美女だ、多分決して美少女ではないと思う。俺は確か暇を持て余した不登校の高校二年生だったはず…自分で言ってて悲しくなってくるが事実だ、受け止めよう。
さて視点を戻そう、見た目は茶髪そこそこ胸がでかい、18歳くらいだろうか?なにやらよく分からない言語を話してる
(は?誰この人)
「ーーーーー」
なにやら謎の言語を話している。そして横からかなりイケメンが顔を出した、こっちも20歳くらいだろうかこちらも茶髪だが兄弟には見えない、緊張した顔を隠しもせずにこちらに不器用な笑顔を向けている
少なくとも日本ではないことは確かだがどの外国語にも属さない発音だ
「ーーーーーー」
こちらも何を言ってるか分からない。
手を伸ばして俺は目を見開いた。
(小さい!俺の手かこれ?)
小さい自分の手を動かしてたら美女が心配そうに見てる
(なんだその顔は…てか俺赤ちゃんか。まだ手しか見てないけどサイズ的に赤ちゃんだ)
なるほどこの美女は俺が泣かないことを心配してるのだ、横の男にも話してるがこちらは楽観的なのか平気そうな顔をしてる
「あーう?」
やはり喋れない、赤子だ完全に。
美女が目を閉じかけている、お疲れの様子だし今から寝るのだろう
さて状況を整理しよう、俺は暇すぎて散歩に向かったが突然の眩暈に襲われた、そして倒れたと思ったらここだ。
何を言ってるか分からない…うん本当にわからない
俺は男に抱えられてベビーベットに寝かされた、目を閉じるとすぐに眠れた。赤子の体は便利だ、前世は動きもしないから夜も眠れなかったのに。
ーーーーーーー
それから動けるようになるまで地獄だった、見た目赤ちゃんとはいえ風呂トイレを全て世話されるとは…中身は高2なのが余計キツイ、せめて記憶くらいリセットしてほしかった
大体二か月ほど経っただろうか?カレンダーが部屋にない、というかこの世界に日付の概念があるのか?
まあそんな話は置いといて、この世界について分かったことがある。端的に言えば魔法の世界だ、ナイフや剣もあるがこの世界は魔法が圧倒的に強いらしい。
そして言葉もだいぶわかるようになってきた、どうやら俺の名前はフーラというらしい
自己紹介をしておくか?生後二か月前世の記憶あり性別男の名前はフーラ
そして俺も母親はカルラらしい残念だが苗字?はまだ分かってない、そもそもあるのかも知らないが
「あらフーラ、また窓の外を眺めてるのね」
カルラは俺を優しくなでてまた家事に戻っていった
外では父親、名前はガルダ。は今庭で俺のおもちゃを木を削って作っている
「どうしたフーラ!父さんがそんなに気になるか?」
いったん無視してここら周辺の紹介をしよう、場所はど田舎!周りは田んぼの自然豊かな村だ、ゲーム三昧だった俺にとって暇で仕方ないと思ったのだが言語の習得やその他諸々のおかげで暇じゃなかった
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そして半年、ハイハイで家を探索する毎日を送っていた。
「最近フーラ元気じゃない?」
「そうだな~最初泣かなかった時は心配したがよかったよ」
「あなた大丈夫って聞かなかったじゃない」
前世落ちこぼれた分この世界で取り返す、俺はもう後悔はしたくないから。
自分の名前「フーラ」
母親「カルラ」
父親「ガルダ」
魔法が圧倒的に強い世界




