あとがき
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。
この作品は「学園ものが嫌いすぎて学園で弱体化する主人公」という、かなり勢いだけで思いついたネタから始まりました。
書き始めた当初は「これは面白いかもしれない」と思いながら進めていたのですが、改めて新規で続きを書こうとした時に、作者自身が「……あれ? これ、何を書くんだ?」となりました。
特に問題だったのが学園テンプレートです。
最初は無限にあるような気がしていたのですが、実際に書いてみると意外と種類が限られていて、気付けばダンジョンができ、黒竜が住み着き、学園が観光地になり、主人公は教師になっていました。
……なんでこうなったんでしょうね。
たぶんルーも分かっていないと思います。
当初の予定とはかなり違う方向へ進みましたが、ルーファスやミラ、黒ちゃん、胃痛に苦しむ学園長たちを書いている時間はとても楽しかったです。
物語としては、まだまだ広げようと思えば広げられます。
他国編や卒業編、結婚編(ルーが吐血しそうですが)など、ネタ自体は残っています。
ですが、この作品は一度ここで区切りとさせていただこうと思います。
無理に続けるよりも、笑って終われるところで締める方が、この作品らしい気がしました。
もし将来、ふとネタが降ってきたら、短編や番外編として帰ってくるかもしれません。
その時は「ああ、またルーが吐血しているな」と温かい目で見ていただければ幸いです。
改めまして『学園もので吐血する俺、だれか助けて。』
ここまでお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
またどこか別の物語でお会いできましたら幸いです。
それではルー先生の胃と、学園長の胃に幸あれ。
山田ソラより。




