表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

1/60

第1話【おはよう~bad moning~】

主人公の外田、光誠学園の名前だけでも覚えてってください。

 スマホを確認すると時刻は4時55分。アラームを設定したのは5時だが、ここ最近は自然と目が覚めるようになっていた。


「掃除行かなきゃ」


 外田恵一そとだけいいちは2段ベッドの上段から足音を立てないようにして降りると、食堂で朝食をかっ込んで、そそくさと快晴寮を出て光誠こうせい学園高校の剣道場へ向かう。




 私立光誠学園高校に入学してから1ヶ月が経った。


 光誠こうせい学園高校は神奈川県横浜市に位置する。1学年が700人を超えるマンモス校で難関大学の進学数が県内でも有数の実績を誇るとともに、運動部の活動も盛んでサッカー部や野球部、レスリング部などが全国大会出場経験を持つ。


 なかでも恵一の所属する剣道部は全国大会優勝の経験が複数回ある強豪。


 そんな学校に剣道でスポーツ推薦に合格し故郷福岡を離れて、学校の近くにある運動部専用の快晴寮で生活しているのだ。




 4月までは2年生に教えられながら寮の雑用をやっていたが、今月からは1年生だけで行うようになる。


 単純に人手が減るだけでなく、慣れていない1年生だけになる。早起きはキツイが文句も言っていられないのだ。仕事のミスは恐るべき連帯責任れんたいせきにんが待っている。


 思い出すのは5月1日、いきなりやらかしたのだ。先輩に手伝ってもらいながらやっていたときと同じ時間から朝練前の掃除を始めたら、人が少なくても遅いため当然のように時間には間に合わず。


 その日の終わりに1年生全員が風呂場の冷たいタイルで2時間の正座。シャワーから冷水が流しっぱなしにされていて腰に相当堪えた。


 この日から二度と雑用で失敗しないよう、学年で話し合った末の5時起床だった。




「5月になってんのに朝は冷えるな」


 恵一と並んで道場にモップをかけているのは、同じ剣道部一年生の柴田洋一しばたよういちだ。


洋一よういちは栃木の出身だっけ。同じ関東だから変わらないんじゃないのか」


「んなことない。何なら栃木の方が寒い。でも俺は寒がりだから朝練の前だとキツイんだよ」


「そういや野田四中のだよんちゅうは朝練ねえんだったわな」


「名門福岡南中様とは違ってゆるゆるでございやしたからね」


 そうこう軽口を言ってるうちに、端から端までモップがけは済んで、ほかの同級生たちも仕事が終わったようだ。


 しばらくすると先輩たちやコーチが現れ、朝練が始まった。

ぜひ意見を聞かせて下さい!

さて、次回は剣道をするのでしょうか。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ