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異世界ランボーな生活《悪業には、天誅を。スマホ検索で、生活改善。俺の目指すのは、まわりのみんなの笑顔だよ。》  作者: 風猫《ふうにゃん》
第三章 俺の知識は、困ってる人々を救うためにある。
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第四話 テント村

 カルロ商会には、薬品や包帯、消毒用の焼酎を頼んだほかに、もう一つ依頼したものがあった。 

 その数は多く、遠方からの仕入れとなるため、ようやく第一陣が届いたのは、地震から二週間経った日のことだった。

 ブルータスとハバナの街には、20棟。その他の村々には、5棟ずつ。第一陣で届いた100棟余を配分した。

 配分したのは、ゲル。北方の遊牧民族が住居とするテントだ。一棟に20人は、居住できるすぐれものだ。このあと、10日ごとに第三陣まで届く手配になっている。

 これまで、幸いなことに、雨が少なかったが、地震で家々を失い、皆、雨露を凌ぐ手段を失っているのだ。パネル工法の住居でも、皆に行き渡るには、半年以上かかる。

 俺がテントみたいなものがないかと、カルロに相談に行ったところ、商会の一人が西方へ旅したことがあり、ゲルのことを知っていたのだ。

 俺は、すぐさま、その男に詳細を聞き、十分な資金を持たせ、その男ほか四人を馬で送り出した。

 男達は、自分達の双肩に、皆の命運が架かっていると知ると、奮い立って、出かけて行った。

 ゲルが届くと、すぐさま、ハーベスト家の者達を集め、ゲルの組み立て方の講習を行い、ゲルの資材と共に、街と村々に送り出した。

 こうして、ハーベスト領の街や村々には、ゲルのテント村が出現した。

 余談であるが、レイネがどうしても、ゲルの体験をしてみたいと言い張り、仕方なく俺が付き添うことになったのだが、レイネに寝ぼけて抱きつかれ、大変な目にあったのは、ハーベスト子爵夫妻には、絶対の秘密だ。

 もし、ばれて、責任を取れ。などと言われたら、どうしよう。

  

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