第一作戦。
”愛のある結婚をしよう”
そう約束してしまった(とても不本意だが。)私はとりあえず彼に家から出ていって貰う&約束取り消しをしてもらうために頭をフル回転させていた。
① 男が苦手設定
これは...確かに男はあまり好きではないが別に生活に支障がある訳でも...まぁ設定だしな。
②警察を呼ぶ。そして仲介に入ってもらう。
いや、通報する時なんて言えば?「木が人間になって話しかけてくるんですぅ!ちょっと頭おかしい奴なんですけどぅ...」なんて言ったら私が頭おかしいと思われる。
③上の方法でだめなら最後の手段...いい女を紹介する!!
だいぶ疎遠になってるけど地元に知り合い以上友達未満のいい女がいるのだ。そいつは私にまとわりつく変人だったのだがこいつに似ているしちょうどいいだろう!!!
この3つを目の前できらきらした目で見つめる彼奴に試そう。
「あ、あの「なに!?俺の名前決めてくれたの!?」いや、あの...」
いやいやいや、被せてくんな!せっかく読んでくれてる読者さんが読みづらいだろ!!元から読みづらいというのに!!
え?何の話って?何の話だろうね。
それはさておき。
「名前は決めてないけど…あの...さ。私男の人が苦手なんだ。だから家から出ていって貰えないか。そしてもう私にかかわらないで欲しい。」
そう言って私は目を伏せた。
別に苦手ではないけれどね。私はすごく嘘が下手だからバレるかもしれないため目を合わせたくないのだ。
そうすると机に頬杖をついてすっごい笑顔で彼奴は「大丈夫だよ。俺が君の周りにいる害虫共から守ってあげるから...怖がらなくていいんだよ?」そう言ってこめかみにキスをしてきた。
どうやら彼奴は自分の事を言われているとは微塵も思っていないようだ。
それに今の話の流れから言うと害虫とは...男のことだな。守ると言われても...
「どうしたの??」
この男は何をしでかすんだろう。
【第一作戦─失敗─】
なんかほんとに文章下手ですねぇ...ごめんなさい。すごい思いつきのままわーって書いてるのでよく分からない文になってるかもしれないです。