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世界観・国家紹介
◆ エルデンフェルト王国
――緑と交易、学問の国。
肥沃な平野と豊かな河川に恵まれた、比較的温暖な王国。農業や畜産業が盛んで、街道や川沿いの町には、国内外から商人や旅人が集まる。
市場には農産物や工芸品が並び、宿場町では焼きたてのパンや煮込み料理が人々を迎える。商業とともに学問も発達し、仕事に役立つ知識や技術を学ぶことが重んじられている。
大切にされるのは、誠実な取引と、長い年月をかけて築く信用。国の象徴であるオークの大樹は、その根強さと、積み重ねられた信頼を表している。
国の理念は「人と人をつなぐ国」。
王族・貴族・平民の身分制度が存在する、中世ヨーロッパ風の世界。魔法はなく、人々の暮らしは労働と技術、交易によって支えられている。
◆ 交易都市リーヴェン
ローゼンヴァルト侯爵領の中心都市。
北方の友好国ニヴェリスへ向かう街道と、王都方面を結ぶ交易の中継地で、川沿いには商会や倉庫が並び、荷馬車が行き交う。
街を見渡す丘の上には、ヴァレンティン侯爵の暮らす重厚な石造りの館が建つ。手入れの行き届いた庭と、客人を迎える食卓を備えたこの屋敷で、商会の実務を学びに来たニナの、三ヶ月間の滞在が始まる。




